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2位広島が3連勝!!野津田の2ゴールなどで清水に逆転勝ち

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[10.5 J1第28節 広島3-1清水 Eスタ]

 2位サンフレッチェ広島はホームで清水エスパルスに3-1で逆転勝ちし、3連勝を飾った。このあと試合を行う首位・横浜FMが引き分け以下に終わった場合、首位に返り咲くことになる。

 広島は前半6分、MF石原直樹が右サイドからマイナスに折り返したボールをMF清水航平が右足ミドルで狙ったが、ゴール上へ。清水は同29分、FW大前元紀のスルーパスに反応したMF本田拓也がマイナスに戻し、MF杉山浩太が右足でシュート。しかし、これも枠を捉え切れなかった。

 互いにチャンスをつくるが、両チームともに1点が遠い展開が続いた。清水は前半33分、FWラドンチッチが左足で直接FKを狙うが、GK西川周作が好セーブ。広島は同35分にMF高萩洋次郎の右CKに石原がヘディングで合わせたが、惜しくも右ポストを直撃した。清水も後半10分、大前の右クロスに合わせたFW高木俊幸の左足ボレーがポストに弾かれた。

 均衡が破れたのは後半26分。清水はPA内で大前がMF青山敏弘に倒され、PKを獲得した。これを大前が自らゴール右に決め、先制点。大前の2試合連続ゴールで清水がリードを奪ったが、広島もすぐさま追いついた。

 失点から5分後の後半31分、MF山岸智の左クロスをDFがクリアしたこぼれ球をMFミキッチが落とし、DF塩谷司が右足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、1-1と試合を振り出しに戻した。

 これで広島が勢いに乗った。後半34分、横パスを受けた途中出場のMF野津田岳人が左足ミドルを叩き込み、2-1。さらに同43分、ミキッチからのロングフィードに野津田が抜け出し、GKとの1対1から冷静に左足でゴールに流し込んだ。

 2ゴールで勝利を決定づけた野津田は前節・鳥栖戦(2-0)に続く2試合連続ゴール。「前の試合はPKだったので、流れの中で決められてよかった」。豪快なミドルシュートについては「シュートを打つことだけを考えていた。思い切ってシュートを打って、それが入ってくれてよかった」と振り返り、自身2点目には「信じて走ってよかった」と満面の笑みが広がった。


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