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G大阪が今季初の連敗…大金星の栃木は松本監督就任後3勝1分

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[10.6 J2第38節 栃木4-2G大阪 栃木グ]

 2位ガンバ大阪は敵地で栃木SCに2-4で敗れ、今季初の2連敗を喫した。栃木は対G大阪戦初勝利。71歳の松本育夫監督就任後、4戦負けなし(3勝1分)となった。

 栃木が激しい点の取り合いを制した。前半10分、MF廣瀬浩二の右クロスをFWクリスティアーノが右足でシュート。GK藤ヶ谷陽介がこぼしたボールをFWサビアが右足で押し込み、先制点を奪った。

 G大阪は前半34分、MF倉田秋のスルーパスに抜け出したFW宇佐美貴史が正確なトラップから右足で流し込み、同点弾。試合は1-1で前半を折り返したが、後半開始早々の1分、栃木が一瞬の隙を突いて再び勝ち越す。左サイドからのFKの場面でDF三都主アレサンドロが素早くリスタート。ゴール前へのクロスにサビアがダイビングヘッドで合わせた。

 再び1点を追う展開となったG大阪。後半23分にMF遠藤保仁の落としをMF阿部浩之が右足で蹴り込み、2-2の同点に追いつくが、この日は栃木の粘りと勢いに屈した。

 後半36分、FW久木野聡の右クロスからクリスティアーノが右足ボレーでみたび勝ち越しゴール。同42分には久木野が左足ミドルをゴール右隅にねじ込み、4-2と勝利を決定づけた。1万人を超える観衆の前で挙げた大金星。就任後3勝1分となった松本監督は「皆さんと感動を味わえる1日だったと思う」と誇らしげに振り返った。


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