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熊本が富山に競り勝ち、降格圏との勝ち点差「8」に広げる

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[10.6 J2第36節 富山1-2熊本 富山]

 18位ロアッソ熊本は敵地で19位カターレ富山と対戦し、2-1で勝利した。熊本は今季2度目の連勝。降格圏の21位岐阜との勝ち点差を「8」に広げた。富山は2試合ぶりの黒星を喫した。

 熊本に前半早々4分にアクシデントが発生。MF原田拓が負傷で交代を余儀なくされ、代わってDF高橋祐太郎が投入される。しかし、代わって入った高橋が同18分、MF大迫希の右CKを打点の高いヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。

 さらに熊本は前半27分、DF吉井孝輔のパスを右サイドで受けた大迫がドリブルでDFを1人かわし、中央に切れ込んで右足シュート。これが決まり、熊本が2点リードで前半を折り返した。

 富山は後半開始から徐々に攻勢を強め、後半24分にゴール正面でFKを獲得する。これをMFキム・ヨングンが左足で狙ったが、GK南雄太の好セーブに阻まれた。それでも同30分、PA外でクリアボールを拾ったキム・ヨングンが左足一閃。強烈なミドルがゴール右隅に決まり、1点差に追い上げた。

 だが試合は熊本が辛くも逃げ切り、2-1で勝利した。先制点を挙げた高橋は、「今週の始めからスタメンではないとわかっていた。常にいい準備してチャンスに対して臨んでいきたいと思っていた。結果的に1ゴール、守備も1失点に抑えたのでよかったと思います」とホッとした表情を見せた。


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