beacon

独紙評価:「内田はミスを2度埋め合わせている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

2アシストを評価も、地元メディアは守備の課題を指摘

 5日に行われたブンデスリーガ第8節でシャルケはホームにアウクスブルクを迎え、4ー1で勝利した。ドイツメディアは、2アシストを記録したDF内田篤人に及第点をつけている。

 この試合でブンデスリーガで通算9アシスト目となった内田。1試合で2ゴールを演出したのは、昨シーズンのレヴィアダービー以来である。28分、MFロマン・ノイシュテッターの絶妙なフィードに反応した内田は、そのボールをゴール前で横に落とし、FWアダム・ショライのゴールをお膳立て。さらに86分には中盤やや右側から若手MFマックス・マイアーにラストパス。シャルケ有望株のリーグ戦初ゴールをアシストしている。

 しかし、ドイツ2大メディアでの評価はまずまずだった。『ビルト』は、内田のプレーに同紙のチーム平均点と同じ3と、及第点をつけている。また、平均点が同じの『キッカー』では3.5とやや低めの採点だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 地元メディア『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』は、内田にチーム平均点2.86以上の2.5をつけ、次のような寸評を掲載した。

「失点(10分)の前、内田はアウクスブルクDFマティアス・オストルゾレクのバイラインまでの『散歩』を許し、その彼が落ち着いてペナルティーエリア内にクロスを送り込めた。この小さなミスを、内田は2度埋め合わせている」

「28分にはノイシュテッターからのドリームパスをショライにつなげ、2-1となった。終盤にはマイヤーの4-1を演出。前方へ向かいながらボールを失った際、守備に遅れる場面があり、それで64分にはイエローカードを提示されている」

 また、『レヴィア・シュポルト』は内田のパフォーマンスに3-(マイナス)をつけている。同メディアも失点の場面に言及したが、「ショライの得点に限らず、前方での働きの方が良かった」と評した。

 3勝2分け3敗のシャルケは勝ち点11で8位に浮上。次節はアウェーで昇格組のブラウンシュヴァイクと戦う。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2013-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP