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独紙評価:長谷部&清武にも最低点

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HSV相手の大敗、明るい材料はなし

 6日に行われたブンデスリーガ第8節でニュルンベルクはハンブルガーSV(HSV)と対戦し、アウェーで0-5と大敗した。MF長谷部誠はフル出場、MF清武弘嗣は73分までプレー。チーム全体と同様、2人に対するドイツメディアの評価も厳しいものになった。

 この一戦の後で解任されたニュルンベルクのミヒャエル・ビージンガー監督は、前節ブレーメン戦の後半、巻き返しに成功した4-4-2を採用。トップ下には清武、中盤のダイヤモンドの底には長谷部を配している。だが、このフォーメーションが機能することはなかった。

 ドイツメディアは、ニュルンベルク全員のプレーに対し、予想通りの酷評を下している。『ビルト』では最低点が並び、長谷部、清武も6を受けている。平均点は5.38で、ベストタイとなったのは4のMFアダム・フロウシェク、清武の代わりに投入されたMFニクラス・シュタルクの2人だ。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方『キッカー』のチーム平均点は5.1だった。長谷部にはその中で、チーム単独ベストの4がつけられている。清武の採点は5だった。同紙は、この試合で、アウェー戦においてリーグ史上最速の7分22秒でハットトリックを達成したHSVのFWピエール=ミシェル・ラソガを第8節のMVPに選出している。

 チーム平均点5.45の地元メディア『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』は、長谷部のプレーに5をつけ、次のような寸評を掲載した。

「序盤は競り合いの強さ、賢いパスでボランチの位置で存在感を示すが、後半は中盤の穴を埋めることに追いつかず、(チームとともに)沈没」

 同メディアの清武に対する採点は6だった。コメントは以下のとおり。

「彼が持つ創造性はごくまれにしか見られず、ラストパスはほとんど届くことがなかった上、クロスはどこかに消えていった。戦いが求められる試合には、このデリケートな日本人は不向きだ」

 ニュルンベルク幹部は7日、ビージンガーとロイターズハーン両監督の解任を決断した。後任が決まるまで、U-23ニュルンベルクのロジャー・プリンツェン監督が暫定的にトップチームを率いる。次節は19日のフランクフルト戦だ。

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