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メキシコ冷や汗…コスタリカに敗戦もパナマがアメリカに土壇場逆転負けで辛くもPOへ

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 ブラジルW杯北中米カリブ海予選の最終節が15日に行われた。アメリカ、コスタリカの2チームがすでに本大会出場を決めている北中米カリブ海予選だが、残り1枠、プレーオフ出場権争いは最終節の最後の最後までもつれた。

 まずは引き分け以上で本大会出場圏内の3位以内を確定させるホンジュラスは敵地でジャマイカと対戦。前半1分に先制するなど、常に先行しながらゲームを進めたホンジュラスは2-2で引き分け、2大会連続3回目のW杯出場権を獲得した。

 4位のメキシコは敵地でコスタリカと対戦。前半26分に先制を許したメキシコは同29分にFWオリベ・ペラルタのゴールで同点に追いつく。しかし後半19分に再び勝ち越しゴールを許し、1-2で敗れてしまった。

 ここで注目が集まるのが5位パナマの結果。首位アメリカと対戦したパナマは序盤から積極的に攻め、前半18分に先制に成功する。後半に入り同点とされるが、同38分にルイス・テハダが得点し、勝ち越しに成功。このままいけばメキシコを得失点差で上回り、パナマが逆転でプレーオフ出場権を獲得するところだった。

 だがここからドラマが待ち受けていた。アメリカはアディショナルタイム2分にMFグラハム・ズシが同点弾を決めると、その1分後にはFWアロン・ヨハンソンが劇的逆転弾を突き刺したのだ。

 この結果、4位の座はメキシコに転がり込み、ニュージーランドとの大陸間プレーオフに進む権利を獲得した。大陸間プレーオフは第1戦が11月13もしくは14日、第2戦が11月20日に行われる。

(10月15日)
コスタリカ 2-1 メキシコ
パナマ 2-3 アメリカ
ジャマイカ 2-2 ホンジュラス

1.☆アメリカ(22)+7
2.☆コスタリカ(18)+6
3.☆ホンジュラス(15)+1
4.○メキシコ(11)-2
5.パナマ(8)-4
6.ジャマイカ(5)-8

☆は本大会出場、○はプレーオフ進出


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