beacon

ドイツ代表、レーブと2016年まで契約延長

このエントリーをはてなブックマークに追加

EURO2016まで指揮を託す

 ドイツサッカー連盟(DFB)は18日、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督(53)との契約を2016年まで延長したことを発表した。

 レーブ監督は2006年、母国でのワールドカップ(W杯)終了後、自身がアシスタントコーチを務めていたユルゲン・クリンスマン前監督の後を継ぐ形でドイツ代表の指揮官に就任。EURO2008でチームを準優勝に導くと、2010年の南アフリカW杯では3位に入った。

 昨年のEURO2012は、優勝が期待されたものの、準決勝でイタリアに敗れてベスト4止まり。来年のブラジルW杯では再びタイトルが期待されている。最新のFIFAランキングで、ドイツはスペインに次ぐ2位につけている。

 なお、チームマネジャーのオリバー・ビアホフ氏や、GKコーチのアンドレアス・ケプケ氏も、2016年まで契約を延長。アシスタントコーチのハンジ・フリック氏は、来年のW杯終了後、DFB の強化部長に就任する。

 レーブ監督は今回の契約延長を受け、次のように話している。

「チームやスタッフとの仕事がものすごく楽しく、チームの成長に大きなモチベーションを感じている。我々はまだ最後まで道を歩みきっていない。ともに達成したい大きな目標を残している。DFBは、我々や代表チームに最高の仕事環境を提供してくれている。DFBとヴォルフガング・ニアスバッハ会長が寄せてくれる信頼と同様に、我々はそれに感謝している」

 また、ニアスバッハ会長はこのようにレーブ監督への信頼を強調している。

「2006年W杯以来、ドイツ代表は主要大会でベスト4に進んできた。今回のブラジルW杯予選でも、堂々と本大会出場権を獲得している。チームはダイナミックで攻撃的、魅力的なプレースタイルを象徴している」

「これらすべては、レーブ監督とスタッフ全員のおかげだ。レーブ監督、フリック氏、ケプケ氏、ビアホフ氏に大きな信頼を抱いており、彼らの能力と人間性を高く評価している。DFBは、そのような信頼を契約更新で強調することを望んだ」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP