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大誤審の主審 「少し疑いはあったが…」

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ヒーピアは「こんな勝ち方は望んでいなかった」

 18日に行われたブンデスリーガ第9節、ホッフェンハイム対レバークーゼンの一戦は、2-1でアウェーのレバークーゼンが勝利を収めた。だが、フェリックス・ブライヒ主審のミスジャッジが大きな議論を呼んでいる。同主審は試合後、自らの判定について言及した。

 問題となったのは、レバークーゼンの1点リードで迎えた70分。CKからレバークーゼンFWステファン・キースリンクのヘディングシュートが得点となったことだ。キースリンクのシュートはゴールネットの外側を揺らしたが、穴があったようで、ボールはゴールマウスの中へ。ブライヒ主審は得点を認めた。

 その後、ホッフェンハイムが1点を返したものの、試合は2-1のままレバークーゼンの勝利でタイムアップ。レバークーゼンは暫定首位に浮上した。

 だが、ホッフェンハイム側は納得がいかず、アレクサンダー・ローゼンSD(スポーツディレクター)は「スキャンダラスだ」と激怒。マークス・ギスドル監督は再試合を要求している。

 これに対し、ブライヒ主審は次のように語った。ドイツメディアが伝えている。

「少し疑いはあったが、選手たちのリアクションは明確だった。不満を示した者はおらず、ボールはゴールに入っていなかったと言ってきた者はいなかったんだ。私にとってよろしくない状況だよ。ゴールではないゴールを認めてしまった」

 一方、レバークーゼンのサミー・ヒーピア監督は、試合後にこう話している。ホッフェンハイムの公式ウェブサイトが伝えた。

「複雑な心境だ。我々はこういう勝利を望んでいなかった。今日のホッフェンハイムは素晴らしかったし、インテンシティーとリズムあるプレーだった。我々にはそれがなかったね」

「最初はボールがネットの外側に向かったと思ったが、ネットに穴があったんだ。今は状況を変えることができない。ホッフェンハイムにとっては最悪のことが起きてしまった。これからどうなるかは分からない。早急な決定が下されるのを願う」

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