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[U-17W杯]U-17日本代表、GK阿部ら注目の東京五輪世代も勝利貢献

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[10.21 U-17W杯GL第2戦 日本3-1ベネズエラ UAE]

 今回のU-17日本代表には2020年東京五輪世代に当たる97年生まれの選手たちも参加している。GK阿部航斗(新潟ユース)、DF坂井大将(大分U-18)、MF鈴木徳真(前橋育英高)、MF三好康児(川崎F U-18)、FW小川紘生(浦和ユース)、FW杉森考起(名古屋U18)の6人。この日は阿部と鈴木が先発し、坂井が交代出場でそれぞれ勝利に貢献した。

 アンカーのポジションで先発した鈴木は最終ラインにまで下がってポゼッションに絡みつつ、前線を追い越す動きから決定機を演出。前半44分には右サイドでスルーパスに反応すると、正確なラストパスで前橋育英高でチームメートでもあるFW渡邊凌磨のゴールをアシストした。

 また阿部は序盤こそやや硬さが見られたものの、徐々に落ち着きを取り戻すと、好セーブも披露。後半22分には相手の意表を突くミドルシュートを指先で触りCKへ逃げると、他にもドリブルでゴールエリアへ潜り込んできた相手をなんとか身体で止めるなど相手に2点目を許さなかった。

 JFAによると阿部は「失点の場面は悔やまれますが、その後はディフェンス陣と協力しあって勝てて良かったです。しかし僕たちは何も手にしていないので、気を緩めること無くやっていきたいと思います。日本で応援してくれている方々の情報も入ってきているので、次の試合も吉報を届けられるようにみんなで頑張っていきたいです」と意気込んだ。注目の東京五輪世代は1試合も多く世界舞台で経験を積み、成長して日本へ帰ってくる。

[写真]相手がPAへ飛び込んでくるシーンもあったがGK阿部が冷静に対応
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