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暴行事件起こした元韓国代表イ・チョンスの処分が決定

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 暴行事件を起こした元韓国代表FWイ・チョンスに対し、所属クラブである仁川ユナイテッドが今シーズン残り全試合の出場停止と罰金2000万ウォン(約183万円)、社会奉仕活動100時間および再発防止の誓約書と謝罪文の掲載などを求める処分を決定した。『朝鮮日報』など韓国複数メディアが報じている。また現場に同席していたチームメート2人に対しても厳重注意と罰金処分が科せられたという。

 イ・チョンスは今月14日、練習終了後にチームメートと訪れた飲食店で客に暴行を加えたとして書類送検された。当初は「妻を守るためにやった。自分は手を出していない」と話していたが、その後の調べで虚偽であったことが分かり、大きな批判を浴びていた。

 被害者とはすでに和解が成立しており、イ・チョンスも猛省している様子。イ・チョンスは「物議を醸してしまい申し訳ない。チームを愛するすべての人にお詫びする。チームの処分を謙虚に受け止め、ピッチで報いることができるように最善の努力をします」と話している。

 イ・チョンスは韓国代表として02年、06年と2度のW杯出場歴を持っている。Kリーグや海外リーグでキャリアを積んだのち、10年、11年には大宮にも在籍。日本人にも馴染の深い選手だ。しかし韓国国内でも素行が問題視されるなど、お騒がせプレーヤーとしても知られている。

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