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故障から復帰のシャビ・アロンソ「僕はいたいと思う場所にいる」

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[10.30 リーガ・エスパニョーラ第11節 レアル・マドリー7-3セビージャ]

 リーガ・エスパニョーラは30日、第11節2日目を行い、レアル・マドリーはホームでセビージャに7-3と大勝した。MFガレス・ベイルが本拠地初ゴールを含む2得点を挙げ、FWクリスティアーノ・ロナウドも今季初のハットトリックを達成。バルセロナに1-2で敗れたクラシコの鬱憤を晴らすゴールラッシュで2試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 後半18分からは故障から復帰したMFシャビ・アロンソも途中出場。本拠地で戦線復帰を果たしたMFにスタンドからは拍手が沸き起こった。試合後、シャビ・アロンソは「みんなのリスペクトと愛情を感じることができたからすごく感謝しているし、とても嬉しい。もう違和感はないし、少しずつ競っていき、チームの役にたてるようになりたい」と話した。

 今季のシャビ・アロンソは恥骨炎を完治させるために6月に手術に踏み切った。7月26日に全体練習に復帰するも、8月21日の練習中に第5中足骨を骨折し、再離脱していた。そして、この日の試合で待望の復帰となった。

「変わった試合になったけど、僕が望んでいたのはチームのプレーに入っていくことだった。試合はすごく良い形でスタートしたが、その後すこし狂った展開になった。もう少し試合をコントロールして、リードしている状況から難しい展開にさせないようにしないといけない。監督は異なるオプションを持つことができる。これからたくさんの試合があるし、自分のできること全てをチームにもたらすよう努めていく」

 R・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は試合後、「長い時間が経過したあと、彼のレベルと経験が重要だった。彼に出場時間を与えていくよう我々はやっていかないと。彼はプレーすることの意欲と希望を持っている。先発に戻るための準備はできていて、良い練習をして来ているし、フィジカル的に良い状態になるため必要なことをしてきている。彼にとってフィジカル状態は他選手ほど重要ではない。なぜなら彼の質は100%の状態になくともプレーすることができるのだから」とシャビ・アロンソを高く評価した。

 今後の契約更新についても取り沙汰されているシャビ・アロンソは「いつもクラブと良いコミュニケーションを持ってきた。契約更新について話すのは好きじゃないし、慎重でありたいと思う。起こるべきことは起こるもの。今のところ、僕はいたいと思う場所にいる」と淡々と語った。 


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