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大陸間PO出場のメキシコが“仮想ニュージーランド”に勝利

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 W杯北中米カリブ海予選4位で大陸間プレーオフに回ることになったメキシコ代表は30日、アメリカのカリフォルニアでフィンランド代表と親善試合を行い、4-2で勝利した。

 W杯本大会出場をかけた大陸間プレーオフでは、オセアニア予選1位のニュージーランド代表と対戦するメキシコ。11月13日にメキシコ・シティで第1戦、同20日にウェリントンで第2戦を戦う。

 プレーオフ進出決定後に急きょマッチメイクされたこの試合は国際Aマッチデーではないため、メキシコは国内組で戦った。“仮想・ニュージーランド”を相手に前半開始早々から攻め込み、FKからDFラファエル・マルケスが頭で先制点。前半24分にはゴール正面でパスを受けたMFカルロス・ペーニャが右足で流し込み、2-0と突き放した。

 前半28分に1点を返されたが、後半2分、FWオリベ・ペラルタの右足ミドルがDFに当たってコースが変わり、3-1。同11分にはオウンゴールで再び1点差に詰め寄られたが、同19分にペラルタのスルーパスに抜け出したMFヘスス・エスコボサが左足で冷静に流し込み、4-2と勝利を決定づけた。

 北中米カリブ海予選で思わぬ苦戦を強いられたメキシコは今月18日にミゲル・エレーラ監督がクラブ・アメリカとの兼任で新監督に就任。その初陣を勝利で飾り、いい流れで大陸間プレーオフに臨むことができそうだ。


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