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CSKA:「本田残留はミステイクではない」

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ミランの態度に非があったことを改めて強調

 CSKAモスクワのアントン・エフメノフSD(スポーツディレクター)が、ロシア『TopFootball.ru』のインタビューに応じた。その中で、この夏のMF本田圭佑の移籍騒動に触れている。

 今年いっぱいでCSKAとの契約が切れる本田には、夏にミランに加わる可能性があった。しかし、ミランとCSKAの交渉は進まず、現在もロシアでプレーしている。FWワグネル・ラブの放出が本田の去就に大きく影響したようだ。

 夏に本田を手放さなかったことに後悔はあるかと問われたエフメノフSDが、次のように答えた。

「もし本田が移籍していたら、誰がプレーしていたんだ? それに加えて、ミランは交渉において適切な行動をしなかった。移籍が実現しなかった主な理由はそこにある。非難すべきは選手ではなく、ミランだ」

「我々は自分たちの利益を追求した。移籍したラブは、本田と同じポジションでプレーしていた。プランになかったことだから、我々のミステイクではない。この状況で本田を売却することは難しかった。我々は、彼と一緒にチャンピオンズリーグで戦う良い可能性があると思った」

 中国の山東魯能はラブ獲得のために1200万ユーロを投じたと言われている。このサプライズ移籍がなければ、本田は夏にミランへ行っていたのだろうか…。

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