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香川途中出場のマンチェスター・Uが今季初のリーグ戦連勝を飾る

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[11.2 プレミア・リーグ第10節 フルハム1-3マンチェスター・U]

 プレミア・リーグは2日、各地で第10節を行い、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、アウェーでフルハムと対戦した。前半のうちに3点を挙げたユナイテッドは、後半のキックオフと同時に3人の選手交代を行い、ベンチスタートだった香川も出場。随所に高い技術を見せ、3-1の勝利に貢献している。

 前半10分にFWロビン・ファン・ペルシーからのスルーパスを受けたMFウェイン・ルーニーがPA内でボールをキープ。折り返しをPA内に走り込んだMFアントニオ・バレンシアがゴールに決めて、ユナイテッドが先制する。

 同20分にもユナイテッドは、高い位置でボールを奪ったMFアドナン・ヤヌザイがドリブルでボールを運び、縦にパス。これを受けたファン・ペルシーが豪快にGKのニアサイドにシュートを決めて、点差を広げた。さらに、その2分後にも後方からのロングボールを最終ラインの裏でファン・ペルシーが受け、ゴール前に折り返す。ここに走り込んだルーニーが、確実にゴールを決めて3点差にリードを広げた。

 フルハムも、古巣対戦となったFWディミタル・ベルバトフにボールを集め、ゴールを脅かす場面もあったが、得点を挙げられないまま、前半を終了した。

 後半のキックオフと同時に、ユナイテッドは一気に3人の選手交代を行う。MFマルアン・フェライニ、DFクリス・スモーリングとともに、香川もピッチに入った。しかし、この交代はうまく機能しない。フルハムに押し込まれる展開になると、後半20分には途中出場のMFアレクサンドル・カカニクリッチにシュートを打たれる。これが守備に回っていたルーニーに当たると、GKダビド・デ・ヘアも触れずにゴールに決まり、1点を返されてしまった。

 その後もベルバトフのクロスをFWダレン・ベントのヘッドがクロスバーを叩く場面など、フルハムがチャンスをつくったが、スコアは動かずにユナイテッドが3-1で勝利。今シーズン初の連勝を飾っている。


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