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昇格POも視野に入れる京都MF工藤「去年と同じにならないように」

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[11.3 J2第39節 神戸0-0京都 ノエスタ]

 去年の二の舞を演じるわけにはいかない。神戸とスコアレスドローに終わった京都サンガF.C.。まだわずかに自動昇格の可能性も残しているが、現実的にはJ1昇格プレーオフに回る可能性が高い。

 昨季は、勝てば自動昇格が決まった最終節で甲府と引き分け、土壇場で3位に転落し、昇格プレーオフに回った。その準決勝で大分にまさかの0-4大敗。J1復帰は夢と消えた。当時を経験しているMF工藤浩平は「(自動昇格の)可能性は少ないけど、まだなくなったわけじゃない」と前置きしながらも、昇格プレーオフも視野に入れている。

「去年と同じにならないように、気落ちしてプレーオフに入ることがないようにしたい。どうプレーオフに行けるか。いい入り方をしたい」。次節10日は、すでにJ1復帰の決まったG大阪をホームに迎える。その後は17日にアウェーの水戸戦。24日の最終節はホームで栃木と対戦する。自動昇格に望みをつなぐためにも、そして何よりプレーオフに弾みを付けるためにも、残り3試合の持つ意味は大きい。

「(昇格が)決まる前のガンバとやりたかったというのが正直なところだけど、負けなかったことをプラスに考えて、勝ちながらプレーオフに入りたい」。この日の引き分けで連勝は7でストップ。嫌な流れを食い止め、残り3戦全勝でレギュラーシーズンを締めくくる。

(取材・文 西山紘平)

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