beacon

[Fリーグ]第19節ハイライト 後期開幕! 絶対王者・名古屋を府中が撃破!

このエントリーをはてなブックマークに追加
 Fリーグは2日、3日、4日に後期開幕戦となる第19節を各地で行った。前期途中から調子を上げてきた府中アスレティックFC名古屋オーシャンズを破り、ペスカドーラ町田が前期2位のシュライカー大阪と引き分けるなど、波乱の幕開けとなっている。

 2日に行われたエスポラーダ北海道湘南ベルマーレ(Fリーグ)の一戦では、北海道のFP高山剛寛が大爆発。後半1分までに3ゴールを挙げて、ハットトリックを達成する。後半6分には湘南のFP金井智之に1点を返されるが、試合再開直後に再び高山がゴールを決めて、リードを広げた。その後も攻撃の手を緩めない北海道は、エースのFP水上玄太、FP鈴木裕太郎の2ゴール、FP吉田順省にもゴールが生まれて8-3で快勝。前期8位に沈んだ北海道が、攻撃力を発揮して後期を白星スタートした。なお、この試合で湘南のFP植松晃都が15歳9か月287日でFリーグ最年少出場記録を更新した。

 3日には、府中アスレティックFC名古屋オーシャンズと対戦した。前半4分に名古屋はFPシンビーニャのゴールで先制する。しかし、府中も前半のうちにFPソロカーバ、FP三井健がゴールを決めて試合をひっくり返した。後半に入っても府中の勢いは衰えずに、5分にFP岡山洋介が追加点をマーク。シンビーニャにこの試合2点目を決められてからも、元名古屋のFP小山剛史のゴールで突き放す。後半19分に日本代表FP北原亘のゴールで1点差に詰め寄られたが、府中が4-3で逃げ切った。

 4日には3試合が行われ、バサジィ大分アグレミーナ浜松が対戦した。大分は前半5分にFP北嶋佑一のゴールで先制すると、FP芝野創太が4得点を挙げて前期1勝で最下位に沈んだ浜松を突き放す。浜松の反撃をFP曽根田盛将、FP蓮池紳吾の2点に抑えた大分が、5-2で勝利を挙げている。

 前期の最終節で3位に入ったバルドラール浦安は、デウソン神戸と対戦した。先手を取ったのはアウェーの神戸。前半4分にFP西谷良介が挙げたゴールで、1点をリードして前半を折り返す。後半に入ると6分にFP稲葉洸太郎、8分にFP小倉勇がゴールを許し、逆転されてしまう。それでも後半8分に神戸は小倉のファウルでPKを獲得。さらに、このプレーで小倉が退場になると、FP須藤慎一がPKを決めて同点に追い付く。後半14分には西谷が、この日2点目となるゴールを決めると、これが決勝点となり3-2で神戸がアウェーで浦安から勝利を収めた。

 ペスカドーラ町田シュライカー大阪の一戦は、町田が先行する展開となる。前半11分にFP本田真琉虎洲のゴールで先制すると、同16分にはFP横江怜が追加点を挙げる。その後、大阪も17分にFPヴィニシウスが1点を返して前半を終了する。後半に入っても、2分に本田がゴールを挙げて、町田が再びリードを広げるが、このリードを守りきれない。後半14分、19分にヴィニシウスにゴールを決められてハットトリックを達成される。このまま試合は終了し、3-3で勝ち点1を分け合う結果となった。

 後期開幕戦を終えて順位は以下のとおりとなっている。

1 エスポラーダ北海道 3
2 バサジィ大分 3
3 府中アスレティックFC 3
4 デウソン神戸 3
5 シュライカー大阪 1
5 ペスカドーラ町田 1
7 名古屋オーシャンズ 0
8 バルドラール浦安 0
9 アグレミーナ浜松 0
10 湘南ベルマーレ 0

TOP