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[CL]香川:「スムーズにトップ下に入れたと思う」

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CLソシエダ戦で好プレー

 マンチェスター・ユナイテッドは5日、アウェーでチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のレアル・ソシエダ戦を戦い、0-0で引き分けた。MF香川真司は試合後に、この日のプレーや今後への意気込みについてコメントしている。

 左サイドで先発した香川は、50分にFWハビエル・エルナンデスに決定的なラストパスを送った場面もあったが、チチャリートのシュートは決まらず。選手交代によってトップ下に移ってからはさらにチャンスに絡む頻度を増し、MFアシュリー・ヤングのPK獲得も引き出したが、FWロビン・ファン・ペルシーはPKをポストに当ててしまった。

 香川自身も前半早い時間帯に2本のシュートを放ったが決まらず。「勝てた試合だったかなとは思う。ほかのグループを見ても、こういう試合で勝ち点差が決まる。チャンスを決めきれば、勝てた試合だった」と、チーム全体として決めるべき場面で決められなかったことを悔やんだ。

 前回のソシエダ戦でも終盤にトップ下でプレーし、好プレーを披露していた香川。今回もポジションチェンジ後のプレーに手応えを感じることができたようだ。

「左よりは、スムーズにトップ下に入れたと思う」と香川はコメント。デイビッド・モイーズ監督からの要求は、アレックス・ファーガソン前監督と「大きな違いは感じない。指示は試合によって変わるものだし」と述べている。

 ここ5試合で4試合に出場、うち3試合に先発と、シーズン序盤に比べて出場機会は増加しつつある。コンディションは整ってきたようだが、さらなる信頼を勝ち取っていくための課題も口にしていた。

「もっともっと存在感を示していかなければダメだと思う。そうして今後につながっていけば。もっと調子を上げて、キレやスピード感を出していきたい」

 今週末のプレミアリーグ第11節では、首位アーセナルをホームに迎えて大一番を戦うユナイテッド。香川はそこでも出場機会を得て、チームの結果につながるプレーを見せたいところだ。
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