[11.6 欧州CLグループリーグ第4節 チェルシー3-0シャルケ]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は6日、各地でグループリーグ第4節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)は敵地でチェルシー(イングランド)と対戦し、0-3で敗れた。

　痛恨のミスから先制点を献上した。前半31分、ビルドアップでGKティモ・ヒルデブラントが蹴りどころを探しているところにFWサミュエル・エトーがプレッシャーをかける。慌てたヒルデブラントがキックしたボールにエトーが右足を伸ばして当て、これがそのままゴールマウスへ。まさかの形で先制点を奪われた。それまでは耐えていたシャルケだったが、そこから立て直すことはできず、3失点を喫してしまった。

　試合後、GKヒルデブラントは「時間がある時にはいつもボールをセットするんだけど。あの時は僕は時間があると思ったんだ。ボールにもとても近かったし。だけど、あまりに対処が遅すぎた」と1点目の失点シーンを振り返り、肩を落とした。

「敗戦に起因してしまうなんて辛い。みんなに本当に申し訳なく思っている。孤独を感じるよ。しかしこういうミスは起こりうるもの。僕のキャリアの中でこんな事は初めてだ。これからは二度と起こらないよう願っている」

　前節のホームでのチェルシー戦に続いての3失点零封負け。それでもチームメイトのMFジャーメイン・ジョーンズは落ち込む守護神をかばい、「常に自分たちにはミスがつきまとっている。ツバを空にはきかけているようなものだ。失点するまではチェルシーにはチャンスらしいものがなかったというのに。でもティモはこれからやってくれるよ」と話した。

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