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京都は自動昇格の可能性が消滅…神戸のJ1復帰が確定

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[11.10 J2第40節 京都0-2G大阪 西京極]

 前節でJ1復帰を決めた首位ガンバ大阪はアウェーで3位京都サンガF.C.を2-0で下し、4連勝を飾った。この結果、2位ヴィッセル神戸は午後4時キックオフの札幌戦を待たずに2位以内が確定し、1年でのJ1復帰が決まった。

 G大阪は前半4分、FW遠藤保仁のFKにFW宇佐美貴史がフリーでヘディングシュートを放つが、GKの正面。その後も宇佐美が積極的にシュートを狙い、京都を攻め立てた。すると前半27分、宇佐美のパスからDF藤春廣輝が左サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。GKがパンチングしたセカンドボールをMF今野泰幸が右足で蹴り込み、先制点を奪った。

 自動昇格へわずかな望みをつなぐためにも勝利が欲しい京都は前半36分、MF工藤浩平の右足ミドルがクロスバーを直撃。1点ビハインドで折り返した後半も必死の反撃を見せたが、1点が遠かった。G大阪は後半41分、遠藤からパスを受けたMF大森晃太郎が右足でJ初ゴールとなるダメ押し弾。2-0と勝利を決定づけた。

 前節・神戸戦(0-0)に続いて勝利を逃した京都は3位以下が確定し、自動昇格の可能性はなくなった。3~6位の4チームが参加するJ1昇格プレーオフには2年連続出場が決まっており、まずは3位をキープしてシーズンを終えたいところ。この日、千葉を下して4位に浮上した長崎との勝ち点差は「4」。残り2試合のうち1勝すれば、自力での3位確保が決まる。


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