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マッツァーリ:「サネッティはサイボーグだ!」

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試合内容については低調だったと認める

 インテルは9日、セリエA第12節でリボルノと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めた。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、約7か月ぶりに復帰を果たしたMFハビエル・サネッティをたたえている。一方で、試合内容については低調だったと認めた。

 前半にオウンゴールで先制したインテルは、なかなか守りを固めるリボルノを攻めきれず。後半終盤にアキレス腱断裂の重傷から復帰したサネッティを投入すると、そのサネッティのドリブル突破から、MFマテオ・コバチッチを経由して、最後はDF長友佑都が勝負を決める2点目を挙げた。

 マッツァーリ監督は試合後、イタリア『スカイ』で、復帰を遂げた40歳のベテランについて、次のように賛辞を送っている。

「お世辞を言うつもりではないが、サネッティには特別な何かがあるんだ。彼はカンピオーネ(最高級の選手)だよ。サイボーグさ。あの年齢であれだけのケガから復帰し、インテルが苦しんでいた終盤に登場して、全員を安心させてくれたんだからね」

「今日の我々はあまりキレがなかった。リボルノに苦しめられたね。彼らをたたえなければならない。今日の彼らはうまくスペースを閉ざしてきた。(エラス・)ベローナ戦とウディネーゼ戦を経て、違うパフォーマンスを期待していたが、前半を支配して、シュートを打たれなかったことは言っておくべきだろうね」

 10日にはインテルの上に立つユベントスとナポリの直接対決が行われる。

「私はほかのチームの試合を見ないんだ。自分のチームに集中している。選手たちを成長させたいんだ。彼らはサネッティを模範としなければいけない。残り10分でピッチに入り、違いをつくった選手だ」

 なお、マッツァーリ監督は試合後の会見で、前半の長友のポジションが高かったことについて、指示だったかどうかを聞かれると、このように答えている。『FcInterNews.it』が伝えた。

「リボルノはピッチ全体でマークしていた。ときには、インサイドハーフが下がって、サイドが上がるんだ。新たな解決策を見つけるためにね。我々はそれらすべてをトライした。スペースがないときは、あらゆる解決策を考える必要がある。戦術的に我々はこう考えたんだ」


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