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イタリアとドローでレーブも満足

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「だからイタリアとやりたかった」

 ドイツ代表は15日、国際親善試合でイタリア代表と対戦し、1-1で引き分けた。ヨアヒム・レーブ監督は、収穫の多いテストマッチだったと感じている。

 序盤にDFマッツ・フンメルスのゴールで先制したドイツは、前半のうちに追いつかれた。その後はスコアが動かず、敵地で1ー1のドローに終わっている。

 レーブ監督は試合後、ドイツ『ZDF』で次のように話した。

「満足している。非常に良いファイトを見せた。(マリオ・)バロテッリや(パブロ・)オスバルドといった危険なFWがいるイタリアに対し、我々の守備は良かったと思う。トレーニングでやっていたことや話し合っていたことをしっかり実行できた」

 ゴールを決めたフンメルスは、失点にも関与している。

「競り合いでは良い対応を見せている。彼はボールをクリアするよりもパスでつなごうとした。もちろん、外に出すこともできたね。しかし、失点したから後になってそうしていれば、と言うことは意味のないことだ。彼を責めることはない」

 イタリアという相手だから見えた部分もあるかもしれない。

「戦術面で、イタリアは世界一フレキシブルなチームだと思う。3バック、4バック、5バック、彼らはどれでもプレーでき、試合中にフォーメーションを変えることもできる。そういう相手とやれば、我々の問題も見えてくる。だから、イタリアのようなチームと試合をしたかったんだ」

 この試合では、マヌエル・ノイアーがゴールを守った。初招集のロマン・ヴァイデンフェラーは、19日のイングランド戦で出番があるのだろうか。

「トレーニングでは素晴らしい印象だった。でも、今まではイタリア戦に集中していたから、何も決めていない。明日、チームと話し合うつもりだ」

 次戦の相手イングランドは、15日の国際親善試合でチリに0-2で敗れている。
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