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ザック「ベルギーが寝ているとは思わない」

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 19日のベルギー戦を翌日に控え、公式練習後に記者会見を行った日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は16日のオランダ戦(2-2)からのメンバー入れ替えを示唆した。

 オランダ戦でもFW香川真司、MF遠藤保仁、FW柿谷曜一朗らをベンチスタートとするなどローテーションで選手を起用した指揮官。中2日で迎えるベルギー戦に向けても「W杯に向けて準備を進めていく中で、チームとしてのプレーも高めていかないといけないし、こういう舞台でメンバーの実力もテストしないといけない。明日のメンバーも少しいじろうと思っている」と明かした。

 FIFAランキング5位のベルギーはブラジルW杯欧州予選も無敗で突破し、3大会ぶりのW杯出場を決めるなど近年、急速に力を付けている。14日のコロンビア戦は0-2で敗れたが、これが1年ぶりの黒星だった。「近年、この2つのチームが非常に力を付けてきている。欧州ではベルギーであり、南米ではそれがコロンビアだと思っている」。コロンビアはFIFAランキング4位。4日前の敗戦がベルギーの評価を下げることにはならない。

「チームの特長としては、目指すべき道、イメージの共有がしっかりとできており、そこにたどり着くまでにどんなプロセスを踏んでいけばいいのかもよく理解しているチームだと思う。そのためにフィジカルを前面に押し出し、自分たちの特長、能力に合ったやり方をしてくる。技術、フィジカル、経験という要素が高いレベルで融合している。多くの選手がビッグクラブでプレーしていることは経験として大きいだろう」

 ベルギーを最大限に警戒する指揮官だが、前日17日にはMF本田圭佑が「ベルギーは評価は高くても、歴史のある国じゃない。オランダとは背負っているものが違う」と指摘。日本と同じように世界ではまだまだ伝統の浅い新興国との認識を示した。

 本田の発言がベルギーに対し「火に油を注ぐのではないか」と質問を受けたザッケローニ監督は「本田がそういうことを言ったというのを知らなかった」と苦笑い。「私が思うには、ベルギーは今のランキングに値するだけの結果を残していると思うが、選手の発言は自由なので、それはそれでいいと思う」と続け、「『火に油を注ぐ』ということだが、イタリア語では『寝ている犬を起こしに行く』という言い方をする。しかし、ベルギーが寝ているとは思わない」とジョークをまじえて切り返した。

(取材・文 西山紘平)

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