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フランス劇的逆転もベンゼマ弾はオフサイド!?前回大会に続く“誤審”と話題に

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[11.19 W杯欧州PO第2戦 フランス3-0ウクライナ]

 フランス代表は19日、ブラジルW杯欧州プレーオフ第2戦でウクライナ代表とホームで対戦し、3-0で勝利した。敵地での第1戦を0-2で落としていたフランスだが、2戦合計3-2とし、奇跡の逆転突破を決めた。

 しかし前半34分に挙げたFWカリム・ベンゼマ(R・マドリー)の得点の場面が話題となっている。混戦の中で放ったミドルシュートがMFマテュー・バルブエナ(マルセイユ)の胸に当たってこぼれる。これをベンゼマが押し込み、フランスが2戦合計で同点にした場面だ。リプレー映像を見ると、ベンゼマのポジションは完全にオフサイド。だが判定は覆らず、後半にも1点を加えたフランスが、大逆転で本大会行きチケットを手にした。

 ベンゼマの“疑惑のゴール”の直前にも微妙な判定があった。前半30分、MFフランク・リベリ(バイエルン)のクロスに反応したベンゼマがゴールネットを揺らすが、こちらはオフサイドで取り消しになっていた。

 フランスは前回の南アフリカ大会の予選でもアイルランドとのプレーオフ第2戦で、延長前半13分にFWティエリ・アンリが挙げたゴールの場面で、ハンドがあったのではないかと話題になった。“神の手事件”として、世界中のサッカー関係者、ファンを巻き込む一大騒動になった。アイルランドは再試合を要求する事態に発展したが、FIFAは却下した。劇的勝利の陰で、今回、またしても“誤審”がキーワードとなってしまった。

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