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日本vsベルギー 試合後の選手コメント

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[11.19 国際親善試合 日本3-2ベルギー ブリュッセル]

 日本代表は19日、ベルギー・ブリュッセルのボードワン国王スタジアムでベルギー代表と対戦し、3-2で逆転勝ちした。敵地でFIFAランキング5位のベルギーを下したザックジャパン。2013年ラストゲームを白星で飾り、オランダ、ベルギーという欧州の強豪との連戦を1勝1分で終えた。

以下、試合後の選手コメント

●FW香川真司(マンチェスター・U)
「失点を最初に、それもミスからしたけど、チームとしてブレずに、やることをハッキリして、前からプレッシャーをかけ続けて、その中で攻め続けたからあの1点(同点弾)が生まれたと思っているし、チームとしてうまく戦えたと思う」
―フィジカルの強い相手に日本は苦手意識があると言っていたが、克服するきっかけになったのでは?
「個人としては僕自身、まだまだミスが多かったし、そこはやっぱり自分の反省としてとらえていきたい。ただ、チームとしてうまく連動して、3点目も素晴らしい連動からゴールが生まれたし、そうやってどんどん勇気を持って前へ前へ行く姿勢がゴールにつながっていたと思う。チームが自信を持って、勇気を持ってやれたからこそ勝てたのではないかと思う」
―オランダ戦の後半も今日も攻守のメリハリが良かったが?
「継続していこうということはずっと話していた。やはり僕たちはチームとして守備をして、思い切ってトライしないといけないというのはハッキリしていたので、それをチームとして出せたのが本当に良かったし、みんなの攻守の切り替えの速さや、チームとしてうまく守備をする時間帯をつくれたのが良かったと思う」
―チームとして10月よりかなり良化しているが?
「1か月間、集まっていなかったけど、チームとして先月2連敗して、危機感であったり、悔しさであったりというのは一人ひとり感じていた。その中でもう一回、この2連戦でしっかりチャレンジしようというのをあらためて意思統一して、やっぱり自分たちのスタイルというもの、前線からプレッシャーをかけていかないと強豪相手には勝てないというのをみんなが信じてやれたからこそ、今日の試合とかこの前の試合が良かったと信じている。チームとしてやることをしっかり、精神的にもしっかりコントロールできたから勝てたと思う」
―選手同士で話したのか?
「そうですね」
―2試合で新しい選手が点を取って活性化していきそうだが?
「2試合でFWが点を取ったことが何より僕たちにとって大きいことだし、ただ、もっともっと。2列目は毎回同じ代表が集まってやっているからこそ、FWとの連係をもっともっと高めて、もっともっとFWにボールが入らないと怖くないですし、そういう時間帯をもっと増やしていかないといけないので、そこの連係を上げていきたいです」
―前回より充実感がある?
「もちろん10月より充実感があります。ただ、ここから先、3月まで時間が空くし、もう時間がない。これからは所属クラブで選手が意識を持ってやっていくことが大事だと思っている」
―W杯へ向けて。
「2試合を通して、前半のミスからの失点というのがある。結果的には今日は勝ったけど、オランダ戦に関してはそれが響いたと感じているので、そういうミスからの失点は、こういう舞台では特になくすこと。あとは攻撃に関して、もう1点、2点と突き放せる強さを求めて個人個人からやっていきたい」

●FW柿谷曜一朗(C大阪)
―ゴールについて。
「勝てたので良かった。すごくいいボールが来ていたので、飛び込むだけでした」
―その前も得点を予感させる攻撃ができていた?
「いつもいいボールが出てきていたので、何試合も結果を出せない中で、ずっとゴールしたいという気持ちがあったし、ゴールできたのは良かったけど、それよりチームが勝てたことが良かった」
―フィジカルの強い相手だったが?
「いつもどおり自分たちのサッカーをして、しっかりとボールを回しながら、人も動いてやれば良いサッカーができると思っていた。失点は(酒井)高徳くんが見えていなかったのは仕方ない。僕ら前の選手が点を取れば試合には勝てますから」
―7試合ぶりのゴールだったが?
「申し訳ないです」
―ホッとした?
「ホッとしてないです」
―これが新たなスタートになる?
「スタートというか、今までずっと試合をやってきて、結果を残せなかったという事実は変わらないので、これからまた結果を残していけるように努力していくだけです」
―チームメイトから何か言われた?
「もちろん、『やっと取れたな』とみんなが言ってくれましたが、試合日数を考えると満足できる数字ではないです」
―今年はどんな年だった?
「2013年最後の試合に勝って終わりたかったので、その試合で自分がゴールできたのが良かった。東アジア杯から始まり、優勝したり、海外でやってうまくいかなかったり。全部が自分のためになると思う。成長するために一つひとつ出た課題を、チームに帰ってやりたい。もっと努力していくだけ」
―本田や香川と一緒にやることで成長できているのでは?
「日本代表でやっていれば全員が代表なので、特定の選手がどうというのはない。レベルの高い選手の集まりなので、練習から楽しい」
―W杯へ向けて。
「自分の中でいろいろ課題があるので、整理しながらやっていきたい」
―海外への意識が変わってきた?
「変わらないです」

●FW岡崎慎司(マインツ)
―得点シーンは?
「(柿谷)曜一朗がいいボールをくれて、そのまま抜け出せた。ワンツーで抜けれるようなイメージがあった」
―後半からの出場だったが?
「キヨ(清武)がいいプレーをしていたので、自分も刺激になった。キヨとは違うやり方で、自分らしさを出していこうと思った」
―粘り強く攻撃を仕掛けた。
「後ろにパスを出すだけではなく、前に行けるときは行くというのを出せたし、そこは次につながると思う。前を向けば、相手も下がらざるを得ない。結果、ゴールにつながらなくても、そういうプレーを続けないといけない」
―内容も結果も出た。
「チームとしても、相手より走っていた。そこがこの2試合のよかったところだと思うし、セルビアやベラルーシから学んだことでもあった」
―勝って年内最終戦を締めくくれた。「勝ちが欲しかった。これを自信に変えて、来年に向けてやっていきたい」

●MF長谷部誠(ニュルンベルク)
「結果もついたし、内容も90分通してよかったと思う。3-1になってからの試合運びは課題かもしれないけど、自分たちが勝つべくして勝った内容だと思うし、内容も結果も伴った試合だったと思う」
―選手交代などは本大会でもあり得る展開だったが?
「いろんな選手を使って、監督がどういう意図で選手の入れ替えをしているか分からないけど、とにかく本大会というよりは、チームの中で目に見えて競争が増えてきているし、出た選手はみんな結果を出している。そういう意味ではポジティブだと思う」
―一番工夫したことは?
「とにかく自分たちのサッカーをしようと思ったし、立ち上がりは少し難しかったけど、そこからしっかりと自分たちのペースに持っていけた部分もある。相手がどこであれ、自分たちのサッカーができるかというのを継続して試しているところ。今日も特別、何かをやったわけではなく、いつもどおりだった」
―自信になる?
「内容も結果も伴ったというのはすごく自信になると思う。でも、オランダもそうだったけど、ベルギーも本調子だったかというと、そうではなかったと、やっていて感じた。正直、ブラジルやウルグアイの方が相手の強さを感じた。だから、冷静に分析しないといけない」
―逆転できたことも自信になったのでは?
「失点しても自分たちのサッカーを続けていれば点が取れるという自信もあるし、そのあたりは全員が自信を持ってやっていると思う」
―3点目につながる柿谷へのパスは?
「(柿谷)曜一朗からオカちゃん(岡崎)へのパスが、僕が出すときに見えていたし、あれは3人がイメージを共有できていたと思う」
―相手のフィジカルにも互角にやれた?
「チームとして苦しい場面もあったけど、セカンドボールのところではみんな集中してやっていたし、個人的にも相手は大きかったけど、そんなにやられた感じはしなかった」
―今年全体を振り返ると?
「今年最後をこういう形で終われたことは非常にうれしく思うし、監督はじめコーチングスタッフには良い年越しになってほしいと思うけど、この1年を見れば、いいときも悪いときもあったし、チームはそういう経験を経て強くなっていくのかなと思う。もちろん、一番いいのは悪いときがなくて右肩上がりに成長していくことだと思うけど、なかなかそういうわけにもいかないので、終わりよければすべて良しじゃないけど、最後に内容があって結果も出たことはポジティブなことだと思う」
―周囲から厳しい声も出ていたが?
「もちろん、客観的な意見というのは大事だと思うし、耳を傾けることも大事だと思うけど、それ以上に自分たちの主観というか、継続してやっていくところはブレていなかった。結果が出なければ、周りの人にいろいろ言われるのはこの世界では当たり前。そういうのに左右されずにやれているのはこのチームの強さなのかなと思う」
―先月の遠征で試したことが今回生きた?
「あのときはうまくいかなくて、チーム全体が『自分たちがやろうとしていることはこれじゃない』と再確認できた。そういう意味では、10月の遠征は負けてよかったとは言わないけど、悪いところが出てよかったのかなと思う」

●MF遠藤保仁(G大阪)
「外から見ていても、そんなにプレッシャーはきつそうじゃなかった。どこかでリズムを変えていければと思っていた。いい形でゴールが入って、追加点も取れた。我慢しながら、いい試合ができたと思う」
―勝ち切れたことが大きい?
「ピンチもあったし、同点に追いつかれてもおかしくない場面もあった。それでも勝ち切れたことは先につながる。選手も楽しくプレーしていたし、こういう試合を増やしていきたい。ただ、セットプレーでやられているし、課題はしっかり修正していかないといけない」
―サイドからの崩しが利いていたが?
「サイドから簡単に入れても跳ね返される。ワンツーで抜け出したり、ある程度高い位置で絡めば、中の人数も増える。3点目はいい形だったし、人もボールも連動しながら点を取る形が増えていけばいいと思う」
―いい形で年内最終戦を終えられた?
「いい形で(2013年を)締めくくれたのはよかったけど、この2試合だけで判断するのはよくない。次は来年の3月まで代表はないので、クラブに帰って、どれだけ個々を伸ばせるか。チームとしても、次に集まったときに課題をしっかりみんなで話し合いながら、より強いチームにしていきたい」
―先制されたことが課題?
「セットプレーは課題だし、高さがない分、もう少し工夫して守らないといけない。崩されるというより、一発のスルーパスとか(から失点すること)が多い。一発でやられるような場面を減らしていけば、よりピンチの回数は減ると思う」
―4年前のこの時期と比べて現在のチーム状況をどう思うか?
「人も監督も違うので。今の状況が自分たちのピークじゃない。この2試合である程度の手応えはつかんだけど、最低限、この精度を保って、3月から本番までの間にもう一段階、上のチームにしていきたい」
―後半からの出場だったが?
「ボランチのエリアはほとんどノープレッシャーだった。そこで簡単なミスをしてカウンターを受けている場面もあった。ボランチが前に行くことでCBもボールを運べる。外から見ていて、ボランチの位置が低いのかなと思っていた。多少リスクを負っても、前に行けばチャンスになるかなと」
―思っていたよりプレッシャーに来なかった?
「もっと来るかなと思っていたし、中盤もマンツーマン気味に来るかなと思っていた。予想と違ったけど、今日の彼らが100%の力ではないと思う。相手の守備にハメられたときにどうするかが日本の課題」

●MF山口螢(C大阪)
―激しい守備を見せていたが?
「あんまり奪い切れなかった。向こうもうまくて、ファウルになる場面もあった。ボールを取り切るところは今後の課題だと思う」
―この2試合の経験は大きかったのでは?
「個人の経験としては、めったにやれる相手じゃないし、よかったけど、もう終わったので、チームをやることをしっかりやりたい」
―手応えもあった?
「毎日毎日、少しずつ馴染んでいっているのかなとは思う。でも、まだ遠慮しているところもあるので、そこは足していかないといけない」

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
「2失点したけど、こういう強豪に勝つことが大事。アウェーで勝てたのは大きいけど、課題を踏まえて、前に進まないといけないとも思っている。オランダ戦もそうだけど、ラインコントロールは良くなってきている」
―最後は体を張って守っていたが?
「理想はその前に止めることだけど、でもそうなるでしょ(苦笑)。できた部分とできなかった部分と、まちまちかな。セットプレーでまたやられたし、自分たちのミスから失点した。立ち上がりの失点は、本大会ではプレッシャーのかかり方も違う。そこは今日の課題だと思っていたけど、また失点してしまった」
―前線からの守備がよくなってきた?
「コンフェデ、ウルグアイ戦が終わってから意識してやってくれるようになって、それが形になってきている」

●DF森重真人(F東京)
「得点シーンもいい形があったし、ベルギー相手にもしっかりとゴール前で回せたことはすごい自信になった。流れの中での失点はなかったと思う。1失点目はミスだし、2失点目はセットプレー。セットプレーは自分たちの弱点という面はあるけど、90分通していい戦いができたかなと思う」
―ベルギーはもう少し放り込んでくると思った?
「そんなに放り込んでこなかったかな。でも、いい距離感でみんなが守備できていたと思うし、放り込まれても1枚だけじゃなくて、チームとして守れていた。攻守ともによかったと思う」
―フェライニがサイドに流れて起点をつくる場面もあったが?
「うまくボランチとコミュニケーションを取りながらできたし、そこに入られて、おさめられても、そこからの対応もすごくよかったと思う。そんなに危険な場面はなかったし、チームとしてうまく守れたのかなと思う」
―前に運んだり、縦に入れる意識が強かったが?
「そこは自分の持ち味でもあるので、チャンスがあれば入れていこうと思っていた。うまくいった場面、いかなかった場面もあったけど、そこはもう一度整理して、よりシンプルにやっていきたい」

●DF酒井高徳(シュツットガルト)
「追いついてひっくり返せたのはすごい良かったし、狙いを持ってやれたのも良かったと思う」
―1失点目のあとは引きずらなかった?
「引きずってましたよ。でも続けないといけなかったので……。やっちゃいけない失点の一つだった。でも、全然気づいていなかった。こういう舞台では注意力や集中力が大事だと思ったし、本当に反省するしかない。その後、ミスが続かなかったのは良かったけど、対面の選手の確認という、当たり前のことをおろそかにしているのかなというのがある。足下を見つめるというか、しっかり一からやっていかないといけないことなのかなと思います」
―ミララスへの対応は、失点場面以外は良かったのでは?
「そうですね。深い位置に来ることも少なかったし、中へ入ったらついていくという意識よりは、自分のポジションに戻るということを意識してやった。深い位置なら中へ行かさず、縦に行かすように切って対応していた」
―酒井宏樹との左右のコンビネーションは?
「宏樹が上がったときはバランスを取ることと、こっちのサイドはミララスが結構戻ってきて最後まで守備をしていたので、相手の左サイドと右サイドの選手のイメージが違ったのかなと思い、前半は向こう(右サイド)にやらせて、後半はこっち(左サイド)もけっこう行けた。状況に応じてやった」

●DF酒井宏樹(ハノーファー)
「立ち上がりの失点は避けたかったけど、取り返してくれる攻撃陣がいるので、守備陣としては切り替えていこうというふうにできる。それはよかった。前半は相手の左サイドの14番が付いてこなかったので、うまく2対1をつくれた。後半は付いてくるようになって、あまり上がれなかったけど、そういう意味では前半がキーポイントだった」
―オランダ戦から大幅にメンバーが入れ替わっていたが?
「代表チームはだれが出てもクオリティーを保ちたいとみんな思っているし、チームとして2試合、結果が出たのはよかった。その中でポジション争いもあるけど、(右SBを争う内田には)まだまだ追いついてない。チームで頑張るしかないし、試合には出られているので、あとは質を上げていきたい」
―久しぶりの先発だったが?
「チャンスとは思っていたけど、守備はまだまだ上げていかないといけない。対人は付いていけたけど、組織的な守備はまだまだ上げていかないといけない」
―対人では強さを見せたが?
「今のところそれぐらいしか長所を出せていない。もっともっと代表のプラスになれるようにしていきたい」

●DF内田篤人(シャルケ)
―外から見ていてどうだった?
「ベラルーシとセルビアでうまくいかずに、今回の遠征というのはすごく大事だったと思う。少しずつ自分たちの力になっていると思う」
―W杯に向けては?
「3月まで空くし、俺は自分のことでいっぱいいっぱい。体と相談しながらやりたいと思う。コツコツやった先にW杯があると思う。まずはここで1週間やっと(試合間隔が)空いて、練習もいっぱいできて良かったと思う」
―今日、勝ち切れた理由は?
「僕は外から見ていただけだけど、みんな最後まで集中していたし、セットプレーでも1点やられたけど、それまでは(酒井)宏樹も前に出て行く勇気というか、アザールがDFについてこないというスカウトも当たりましたし、そういう総合的な力もあったかな。オカちゃん(岡崎)も途中から入ってシュートを強引に決めたし、ヤットさん(遠藤)もアシストしたし、そういうのがつながってくると勝ちにつながるかなと思う」
―2試合とも日本の方が走力があった。
「CLも俺らが負けたときは、一人ひとりの走行距離のデータを出されて、『お前らこれだけしか走っていない』と言われる。そういうのを見ると、ドルトムントやバイエルンは1試合でチーム全体が120km走っている。代表が何km走っているか分からないけど」
―今日も相手より上回った。
「相手はホームの雰囲気はあまり良くなかったから、それにも助けられたというか、うまく応援してあげればいいのになと思っていた」
―W杯に向けて。
「もうコツコツとやるだけだと思います。CLとブンデスでいい試合をできているし、シャルケにはいいメンバーがいるし、その中で自分の役割をしっかりやって、また3月に呼ばれるようにやっていきたいです。良いお年を」

●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
「オランダ戦も内容はすごい良かったけど勝ちきれなかったので、それを考えると勝ち切れたということがすごい良かった。それと10月の試合のあと、この短い時間の中で、自分たちがどれだけ取り戻せるかが大事だった」
―先制された場面は?
「自分のタイミングだったけど、それ以上に速かった。最後スライディングでもいけるタイミングで出たけど、速かったし、先に触られたので、退場になるより1点しょうがないと考えた」
―勝ち切ったのは大きい?
「ああいう形での失点は自分でもしたくなかったし、チームにとってもこういう形での失点は90分間を通してもダメージが大きい。そこで自分が次のプレーができなければさらにマイナスになるだけなので、もう一度切り替えて、さらに後ろからチームを支えてやろうという気持ちになった。あとは本当にチームメイトに支えられたと思う。選手にもスタッフにも感謝したい」
―ベルギーでベルギーに勝ったが?
「気分いいですね、やっぱり。本当にベルギー代表もすごい盛り上がっているし、質の高い選手が多い。ベルギーだけではなく、世界的にも注目されている。そういう中で相手のアウェーで、僕にとってはホームのような感覚だったが、勝てたのは本当に良かったと思う」
―次まで期間が空くが?
「4か月間集まれない。チームとしては集まりたいと思うけど、個人個人が与えられた環境の中でどれだけやれるか。集まれない環境の中でもそれがポイントだし、一人ひとりがチームを強くするという意識でやっていくことが大切だと思う」
―仲間に助けられた?
「1失点目は自分のミスで失点してしまった。自分にとっては特別な試合だったので、最後勝って終われたということはチームメイトに感謝です」
―13年のベストマッチ?
「オランダ戦も良いゲーム内容ができていた。今日は結果もついてきたし、こういう形で締めくくれたのがチームにとっても良かったと思う。だれが出てもこれだけできるということを示せた時間だった」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

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