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上位勢ことごとく敗戦!首位横浜FMのみ勝利!!次節勝利で自力優勝へ

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[11.23 J1第32節 磐田0-1横浜FM ヤマハ]

 横浜F・マリノスが敵地でジュビロ磐田を1-0で下した。勝ち点を62に伸ばし首位をキープ。2位浦和が川崎Fに敗れたため、横浜FMは次節、30日のホーム新潟戦で勝利すれば、自力で9年ぶりの優勝を決める。

 J1も今日を合わせて残り3節となった。優勝争いは5位のC大阪までが勝ち点差6でひしめき合う大混戦となっているが、今節は上位6チームすべてが14時キックオフのゲームを行った。

 Aマッチデーの関係で中2週で行われた今節。横浜FMは今月初めに胆のう炎で入院し、前節10日の名古屋戦を欠場したMF中村俊輔は無事先発復帰。敵地に乗り込み、前節の鳥栖戦に敗れ、クラブ史上初のJ2降格が決定した磐田と対戦した。

 立ち上がりから横浜FMがポゼッションを高めて攻め込む展開が続く。磐田もカウンターから反撃の機会を伺うが、ボールを奪う際にファウルが多くなり、横浜FMのセットプレーのチャンスが続く。

 だが前半33分のゴール中央やや遠めの位置で獲得したFKは俊輔が跨ぎ、マルキーニョスが弾丸FKで狙うがクロスバーを直撃。38分の中村のふんわりとしたFKにMF富澤清太郎が飛び込むがわずかに枠を外れていった。

 だがついに後半24分、均衡が破れる。前半から再三獲得しているCKのチャンス。右サイドから俊輔が蹴り入れると、マルキーニョスがヘディングで合わせる。これはGK八田直樹に横っ飛びで防がれたが、ファーサイドから猛然と走り込んだDF中澤佑二が押し込み、ついに1点先取に成功した。

 このまま1-0で逃げ切った横浜FM。同時刻に行われたゲームで2位の浦和は川崎Fに1-3、3位の広島もC大阪に0-1、4位の鹿島も鳥栖と1-2で敗戦といずれも勝ち点を伸ばすことは出来なかった。この結果、首位横浜FMと2位浦和の勝ち点差は4に広がったため、横浜FMは次節ホーム新潟戦で勝利すれば自力で優勝を決め、引き分け以下でも他チームの結果次第で優勝が決まることになった。

■順位表(第32節終了)
1. 横浜FM(62)+21
2. 浦和(58)+17
3. 広島(57)+19
4. C大阪(56)+19
5. 鹿島(56)+9


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