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徳島がPO進出決定! Jリーグ1年生の長崎も6位でPOへ

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[11.24 J2第42節 長崎0-1徳島 長崎県立]

 J2は24日、最終節を各地で行い、J1昇格プレーオフ進出を目指す4位のVファーレン長崎と徳島ヴォルティスが直接対決を行った。引き分け以上の結果でプレーオフ進出の決まる長崎は、前半は徳島にシュートを打たせないなど、優位に試合を進める。しかし、後半22分に徳島のMF宮崎光平に先制点を許すと、同34分にはDF岡本拓也が一発退場となってしまう。最後まで攻撃の形をつくれなかった長崎だが、札幌が北九州とスコアレスドローに終わり、6位をキープ。両チームがプレーオフに進出することとなった。

 前半から素早い攻守の切り替えを見せるホームの長崎が、徳島を押し込む。FW幸野志有人を中心に徳島を攻めたて、10本のシュートを放ったが、前半は得点を挙げることはできなかった。後半に入っても、ボール回収率で上回る長崎ペースで試合は進む。

 流れを変えたい徳島は、後半15分にエースのFW津田知宏をベンチに下げ、MF斉藤大輔をピッチに送り出した。FWドウグラスがヘディングでゴールを狙ったが、シュートはGK金山隼樹の正面を突き、得点を挙げられない。

 それでも斎藤の投入で、徐々に流れをつかんだ徳島は、後半22分、左サイドからMFアレックスがゴール前に入れたクロスを、トップ下にポジションを移していたMF柴崎晃誠がヘッドで前方に流す。そこに走り込んだ宮崎が泥臭くゴールを決めて、徳島が先制した。

 1点を追う形になった長崎も、後半27分にMF佐藤洸一のヒールパスを受けたMF奥埜博亮がゴールを狙ったが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。さらに同34分には最終ラインの裏を抜け出したドウグラスを、岡本が後方からのタックルで止める。これで岡本が一発退場となり、数的不利で1点を追うことになった。しかし、DF千代反田充を中心に堅い守りを見せる徳島を最後まで崩せずに試合は終了。徳島が勝ち点を67に伸ばし、プレーオフ進出を確定した。また、他会場で札幌と北九州がスコアレスドローに終わり、長崎も6位でプレーオフ進出を決めた。プレーオフ準決勝で、徳島は千葉と、長崎は京都と対戦することとなった。


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