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千葉は奇跡のドローでPO進出、AT同点弾の兵働「入った瞬間よくわからなかった」

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[11.24 J2第42節 鳥取2-2千葉 とりスタ]

 ジェフユナイテッド千葉ガイナーレ鳥取と2-2で引き分け、5位でJ1昇格プレーオフ進出を決めた。2点の先行を許した千葉だが、後半36分にFW森本貴幸のゴールで1点を返すと、後半アディショナルタイムにMF兵働昭弘が劇的な同点ゴールを突き刺し、土壇場でドローに持ち込んだ。

 このままではプレーオフ進出が断たれるところだった。後半アディショナルタイムに突入した時点で1点ビハインドの千葉は、他会場の経過により、7位とPO圏外に位置していた。だが攻めるしかない千葉は、鳥取ゴールに向かって怒涛の攻撃を仕掛けた。するとAT2分、ゴール前でケンペスが競り合ったボールがペナルティーアーク付近にいた兵働のもとにこぼれる。「引き分ければ(POに)行けるというのは分かっていたので、何が何でも点を取ろうと思っていた」。左足から放たれたボレーシュートは見事にゴール右隅を捕え、劇的な同点弾となった。ヒーローは「入った瞬間よくわからなかった」と笑顔で振り返った。

 昨年と同じく5位でプレーオフ進出を決めた。12月1日に敵地で行われる準決勝の相手は徳島ヴォルティスに決まった。「力を発揮して勝ちたい」と鈴木淳監督が意気込めば、兵働も「去年の悔しい思い(大分に決勝で敗戦)を持ってこの1年間は戦ってきた。今年こそチャンピオンになってJ1に上がりたい」と力を込めた。


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