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先制点を呼び込んだ内田 勝ちきれずがっかり

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「うちは1点取られるとガラッと雰囲気が変わる」

 23日に行われたブンデスリーガ第13節でシャルケはフランクフルトと敵地で対戦し、3-3で引き分けた。フル出場で先制点を呼び込んだDF内田篤人は、試合運びのまずさを感じているようだ。

 代表ウィークを終えて、FWジェフェルソン・ファルファンがケガから復帰後初の先発となったシャルケは、14分に内田のキックが相手のオウンゴールを誘い先制した。その後1点を加えて2点リードで折り返したが、後半は一転フランクフルトペースとなり、逆転を許す。それでも終了間際に追いつき、かろうじて勝ち点1を手にしている。

 内田はペナルティーエリア右手前から左足で中に蹴ると、相手DFに当たったボールがゴールに吸い込まれた。このシーンについて日本代表DFは、「ファーに1人流れているのが見えたので。オウンゴールですけど、入って良かった」と振り返る。

 2点のアドバンテージを生かせなかった試合展開については、「うちは1点取られると、ガラッと雰囲気が変わる。それで前半戦、何度も試合を落としている」と課題に感じているようだ。その原因は「我慢しきれないこと」だと理解しているが、なかなか修正できずに苦しんでいる。

 日本代表での2013年の日程はすでに終了したが、シャルケではリーグ戦にチャンピオンズリーグにと、過密日程が続く。内田とシャルケにとっては、踏ん張りどころになりそうだ。


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