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伊藤の4試合ぶりゴールなどで清水が仙台下す

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[11.30 J1第33節 仙台1-2清水 ユアスタ]

 清水エスパルスが敵地でベガルタ仙台を下した。前半15分にFW伊藤翔のゴールで先制した清水は、同34分にもFWラドンチッチのゴールでリードを広げる。後半に1点を返されたものの、前半のリードを守り抜き、2-1で勝利した。

 清水は前半15分、中盤でパスを奪うと、ラドンチッチが前線の伊藤にパス。伊藤はフェイントでDF1枚を交わして右足を振り抜く。伊藤はハットトリックを決めた鳥栖戦以来、4試合ぶりのゴールとなった。さらに同34分にはカウンターから今度はラドンチッチが自ら持ち上がる。左に伊藤が空いていたが自らシュート。清水が前半だけで2点のリードを奪い折り返した。

 仙台も後半に入るとようやく反撃。9分、FWウイルソンがエリア内でファウルを受けてPKを獲得。これを自らゴール中央に沈め、1点差に迫る。しかし仙台は清水を上回るシュート14本(清水は10本)を放つも、この1点しか挙げられず敗戦。今季で退任する手倉森誠監督のリーグ戦ホーム最終戦を白星で飾ることは出来なかった。

 清水はこれで2連勝。「タフなゲームになりましたが、前半のリードを守り抜いて勝てたのは良かった」と試合を振り返った伊藤は、「最後勝っていい形で締めくくりたい」と最終節の柏戦を白星で飾ることを誓った。


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