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“昇格プレーオフ請負人”京都FW三平が2年連続プレーオフ制覇誓う

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[12.1 J1昇格プレーオフ準決勝 京都0-0長崎 西京極]

 まさに“昇格プレーオフ請負人”だ。京都サンガF.C.のFW三平和司は昨季のJ1昇格プレーオフ準決勝で大分の一員として西京極でプレー。京都を4-0で撃破する立役者の一人となり、決勝でも千葉を1-0で下し、大分のJ1復帰に貢献した。オフに京都へ新天地を求めた三平にとって、異なるクラブでの2年連続の昇格プレーオフ。今度は京都の一員として西京極での準決勝に臨み、0-0ながら決勝進出を決めた。

 昨季の大分はJ2の6位からプレーオフ優勝を果たし、J1昇格を成し遂げた。京都は昨季も今季も3位でのプレーオフ進出。プレーオフは同点で90分を終えれば年間順位で上位のチームが勝者となる。準決勝も決勝も勝たなければならない6位チームと、準決勝も決勝も引き分けでいい3位チーム。3位チームにとって有利であるはずのレギュレーションは、しかし実際には選手の“足かせ”にもなっている。

「去年より今年のほうが難しい。去年のほうが気が楽だったというか、勝っても引き分けでもいいという状況は難しい。相手からしたら、攻めて攻めて引き分けたら仕方ないというか、あきらめもつく。勝たなくちゃいけないということがハッキリしている分、去年のほうがアグレッシブにできた」

 昨季は年間6位の大分の一員として、この日は年間3位の京都の一員としてプレーした三平の言葉には実感がこもる。8日の決勝も京都は引き分け以上で昇格が決まるが、徳島は勝たなければならない。失うもののないチャレンジャーとして真っ向勝負ができる“下位チーム”の勢いも強みも、自らが去年、大分の一員として体感している。

「次は自分たちのサッカーをして勝てれば、いい形で締めくくることができる。リスクは冒さないと思うけど、勝って終われれば」。あくまで勝つために戦う。余計な計算をしないことが勝利への近道だ。三平自身、2年連続のJ1昇格プレーオフ制覇を成し遂げることができるか。「昇格プレーオフ請負人? そうなってくると、来年このチームにいられるのかなってなるけど」。そう苦笑いした背番号9は「まずは次の試合に集中したい」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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