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ブラジルW杯公式球『brazuca』が完成、香川「モチベーションが上がる」

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 来年の6月12日から7月13日までブラジルで開催されるW杯の公式試合球『brazuca(ブラズーカ)』が4日、発表された。今月11日から21日までモロッコで開催されるクラブW杯でも公式試合球として使用される。

『brazuca(ブラズーカ)』は、100万人以上が参加したブラジル国内の命名キャンペーンで3つの最終候補の中から70%の支持を集めて採用された。歴代のW杯公式試合球としては最少の6枚のパネルで構成。しかも同一のパネル形状となっており、ボールバランス、飛行安定性を向上させた。デザイン面では、視認性の高い白ベースを基調に、ブラジルを連想する緑、青、オレンジを加えた3色での構成となっている。

 2年半の期間をかけて世界のトップレベルの選手600人以上が10か国30チームでボールテストに参加。ミランやバイエルン、パルメイラスなど世界のビッグクラブで、FWリオネル・メッシやMFバスティアン・シュバインシュタイガー、MF香川真司のほか、ジネディーヌ・ジダン氏もテストに加わることで開発にかかわった。

 11年秋にボールテストに参加したという香川は「蹴ったとき、グリップもよくて、コントロールもしやすかった。思ったとおりの軌道で飛ぶので、パスやシュートの感触もよかった」とコメント。「実際のデザインは今回初めて見ましたが、ブラジルらしいカラーで、本大会に向けてモチベーションが上がります」と、W杯本大会でのプレーが今から待ち遠しい様子だった。

『brazuca(ブラズーカ)』は4日より一般販売も開始される。

▼『brazuca(ブラズーカ)』の画像はこちらから

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