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J入りを決めた松田ツインズが母校・立正大淞南高で会見

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 びわこ成蹊スポーツ大4年で、来季のFC東京加入が発表されているDF松田陸(まつだ・りく)と、同じく名古屋グランパスへの加入が発表されているFW松田力(まつだ・りき)の双子の兄弟が12月3日、母校の島根・立正大淞南高で会見を行い、将来の豊富などを語った。

 兄の陸選手は身長171センチとDFとしては小柄ながら、運動能力が高く、攻撃力の高さが持ち味。今年から特別指定選手としてF東京の練習に参加しており、そのまま正式加入が決まった。「小さい頃からの夢だったプロ生活を東京で始めることができ、とてもうれしく思う。F東京には熱いサポーターがいるので、負けずに自分も熱いプレーをして、早くサポーターに認められるような選手になりたい」と意欲を見せた。

 弟の力選手は今年、大分の特別指定選手として活動し、すでにJ1リーグ戦やナビスコカップでもプレー。9試合に出場して4得点という実績を残し、名古屋に加入することとなった。「早くプロで結果を残して、皆さんに恩返ししたい」と語り、「本田圭佑選手のように『なんとかしてくれるやろ』という選手になりたい」と、クラブの大先輩の名前を挙げて、1年目からの活躍を誓った。

 立正大淞南高では、3年生のDF高橋壮也(たかはし・そうや)の広島加入も発表されており、来季は同校出身選手が3人同時に、Jリーガーとしてプロの世界で歩み始めることになった。

(取材・文 石倉利英)
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右が陸、左が力。立正大淞南高からびわこ成蹊スポーツ大に進み、力を伸ばした

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