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本田、CSKAでのリーグ最終戦へ 「なぜ彼を残したのか」の声も

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厳しい批判も受けつつロシアで最後の戦いへ

 CSKAモスクワは6日、ロシア・プレミアリーグ第19節でクラスノダルと対戦する。1月の移籍が確実視されているMF本田圭佑にとっては、CSKAでのリーグ戦最後の試合となる一戦だ。

 ミラン加入が内定と言われる本田にとって、クラスノダル戦は4年を過ごしたCSKAでの最後のリーグ戦となる。本田はこれまでリーグ戦93試合に出場し、20ゴールを挙げてきた。

 チームは前節、アウェーで苦手とするロストフと引き分け、首位に浮上したロコモティフ・モスクワに勝ち点5差をつけられている。連覇を目指す上で勝ち点3を取り戻したいところだ。

 CSKAにとって追い風となるのが、クラスノダルとの相性の良さだ。2011年に昇格したクラスノダルとの試合で、CSKAは一度も負けたことがない。本田も2011年7月の試合でゴールを挙げている(結果は1-1のドロー)。今年10月の対戦でも5-1と大勝し、それまで5試合得点なしで不振に陥っていたCSKAは白星を取り戻している。

 契約満了による退団が確実になっていることで、本田のプレーへの姿勢を批判する現地の声は後を絶たない。元ロシア代表のアレクサンドル・パノフ氏は、本田についてこのように話している。

「本田はCSKAのことではなく、ミラノの家を探すことを考えているかのようだ。これまでは彼がキープレーヤーで、攻撃のすべてを担っていた。だが、今は違う。私は、なぜCSKAが彼の意志に反して彼を残したのかが理解できないね。なぜ、やるべきことを尊重しない選手を必要とするのだろう?」

 なお、CSKAは本田の後釜として、アンデルレヒトのベルギー人若手MFデニス・プラートに関心を抱いていると言われる。

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