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F・メリダ、ブラジルの大暴動に「警備が甘かった」

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母国スペインのメディアに証言

 アトレチコ・パラナエンセに所属するFWフラン・メリダが、8日に開催されたブラジル全国選手権の第38節、ホームでのバスコ・ダ・ガマ戦(5-1)で起きた大規模な暴動についてコメントしている。

 バスコ・ダ・ガマの残留がかかったこの一戦では、アトレチコ・パラナエンセが1ー0でリードしていた17分頃に、サポーター同士による大乱闘が発生。警察や消防団が介入する事態となり、少なくとも4名の重傷者が出ている。

 ブラジル・ワールドカップ(W杯)を前に起きたこの大暴動はスペインでも大々的に扱われ、9日付の『マルカ』は一面で「これはサッカーではなく、野蛮行為だ」と報道。またスペイン人のF・メリダは、母国『ティキ・タカ』『カデナ・コペ』とのインタビューで次のようにコメントしている。

「警備の人間が少ししかいなかったんだ。あのような光景を見るのは、驚きでしかなかった。最悪な事態になる可能性もあったが、ここから学べることを願っている。もう二度と起きないようにね」

「4~5人の愚か者が暴動を引き起こした。そいつらのために、子供たちがサッカーを見れなくなるんだよ。サッカーは喜びを与えるためのものだ。とにかく、この一件から学び、起こったことを忘れなくてはならない」

 メリダはまた、W杯への影響を否定している。

「W杯で同じことが起きるわけはない。それとは切り離して見るべきだ」
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