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広島が2年連続3回目のフェアプレー賞高円宮杯を受賞

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 Jリーグは10日、横浜アリーナで「2013 Jリーグアウォーズ」を開催した。フェアプレー賞 高円宮杯はサンフレッチェ広島が2年連続3回目の受賞。歴代最多となり、森保一監督は「去年に引き続き、優勝という結果、そしてフェアプレー賞という賞をいただき、誠に光栄に思っています」と挨拶した。

 Jリーグアウォーズの前に指導者講習会に参加してきたという森保監督は、その場で行われた日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督との質疑応答で、指導者の一人が「日本に足りないものは何か」を聞いた際の回答を明かした。

 ザッケローニ監督は「相手をあざむく、ずる賢く戦う。そういう試合の運び方に足りないところがあるのではないか」と答えたが、それと同時に「でも、それは日本人のいいところではないか。日本人はズルをしない。まじめに、ひたむきに、クリーンに戦う」と語ったのだという。森保監督は「今後も日本サッカー、我々クラブの哲学をしっかり守っていきたい。それはクリーンかつハードに、そしてひたむきに、これからも戦っていくということです」と、今後もフェアプレーを尊重した試合を見せていくことを約束していた。

 広島のほか、フェアプレー賞(J1)をベガルタ仙台、フェアプレー賞(J2)をガンバ大阪松本山雅FCヴィッセル神戸ファジアーノ岡山が受賞した。

(取材・文 西山紘平)

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