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手倉森ジャパン…久保はクラブ、南野はU-19代表を優先し招集見送り

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 日本サッカー協会は11日、来年1月にオマーンで開催されるAFC U-22選手権に出場するU-21日本代表メンバーを発表した。

 手倉森誠監督の初陣となる同大会。10月の第6回東アジア競技大会、11月のミャンマー遠征に臨んだU-20日本代表では招集を見送られたGK櫛引政敏(清水)、DF遠藤航(湘南)、DF川口尚紀(新潟)、MF石毛秀樹(清水)らクラブで主力を担っている選手も名を連ねたが、同世代のエース格であるFW久保裕也(ヤングボーイズ)は招集されなかった。

 原博実技術委員長はヤングボーイズ側と連絡を取り、招集を打診したことを明らかにしたうえで、「1月はクラブのキャンプの時期。そこにいないと出場機会が減少する可能性が高いので、クラブでやらせてほしいという話だった」と説明。「今回はクラブに残しておいたほうがいいと思った」と、招集を見送った経緯を明かした。

 また、18歳のMF南野拓実(C大阪)も同代表で主力を担うだけの力を持っているが、「南野は同時期にU-19日本代表のベトナム遠征がある」と指摘。U-19日本代表(現U-18日本代表)は来年秋にAFC U-19選手権(15年U-20W杯予選)を控えている。原委員長は「まず先にあるのはAFC U-19選手権。ご存じのとおり、(U-20W杯に)3大会連続で出られていないので、まずはU-19日本代表を優先して、そちらに出てもらう」と説明した。

(取材・文 西山紘平)

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