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J1昇格逃した京都、大木監督の退任発表「皆さまと戦った3年間は誇り」

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 京都サンガF.C.は11日、大木武監督が今季限りで退任すると発表した。大木監督は11年シーズンより京都の監督に就任。J1昇格を目標に掲げ戦ってきたが、初年度は7位、12年と13年は3位となりJ1昇格POに進出したが、12年は準決勝、そして今季は決勝で敗れ、昇格を逃していた。

 大木監督はクラブを通じ以下のようなコメントを発表した。

「この3年間、J1昇格という使命のもと、全力で戦ってきましたが、勝負の年と位置付けた今シーズンも結果を出すことが出来ませんでした。最後まで熱い応援を続けて下さったサポーターを始め、スポンサーの皆さま、また、その他にもクラブを支えて下さっている全ての方々に対し、深くお詫び申し上げます。また、それと同時に、この3年間の温かいご声援とご支援に対しましては、感謝の気持ちで一杯です」

「ただ、私自身は、自分の持てる力の全てを出し切ったと考えており、また、クラブも現場に対し全力でサポートしてくれました。クラブに対しましても、この場をお借りし、心より御礼申し上げます」

「サンガでは、多くの有望な若手選手を預からせて頂き、自分が彼らの成長をどこまで手助け出来たかはわかりませんが、来年以降も彼らはクラブの為に、成長し続けてくれると信じております。そして、彼らの成長のためにも、また、サンガが来年必ずJ1に昇格する為にも、自分自身はここが引き際であると考え、チームの将来を最優先として、クラブとも話し合いをさせて頂きました。その結果、来期は新たな指導者を迎えることが、クラブにとって最善の選択であるとの結論に至りました」

「最後に、サンガというクラブで指揮を執らせて頂き、京都の皆さまと共に戦った3年間を自らの誇りにしたいと考えております。サンガでの3年間に対しましては、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。そして、来季、サンガがJ1に昇格することを心より願っております」


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