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ピッチ批判のコンテにイタリア国内から反論

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タンブレロをめぐる発言が騒動に

 ユベントスのアントニオ・コンテ監督は、11日のチャンピオンズリーグ(CL)・ガラタサライ戦で、ピッチコンディションへの不満をあらわにした。このときの発言に、国内から反論の声が上がっている。イタリア複数メディアが伝えた。

 悪天候のため途中延期となったガラタサライ対ユベントスの一戦は、11日に再開され、1-0でガラタサライが勝利。ユーベはグループ3位に転落し、CLグループステージ敗退が決まった。

 コンテ監督は試合後、10日に「危険だから」と延期されたにもかかわらず、11日にはコンディションが良くないのに試合が行われたと運営を批判。「これはサッカーじゃない」と怒りをあらわにした。

 試合後の会見で、コンテ監督は「サッカーではなく、タンブレロの試合だった」と、イタリア発祥の球技を引き合いに出し、再度不満を述べている。この発言が、イタリア国内のタンブレロ関係者の逆鱗に触れたようだ。

 イタリアタンブレロ連盟は12日、コンテ監督をタンブレロの試合に招待すると発表。「タンブレロはテクニカル、ダイナミック、スペクタクルなスポーツで、イタリアは男女ともに世界王者だ」と、タンブレロへの敬意を欠くべきではないと反論した。

 なお、CL敗退を受け、コンテ監督には人気テレビ番組から世間を騒がせた人物に贈られる「金のバク賞」が手渡された。同監督は「とても誇らしいね」とコメント。次のように続けている。

「起きてはならないことが起きてしまった。我々は最終節で勝負しなければいけない状況にしてはならなかったんだ。泥の中での戦いで、相手の方がより幸運だった。だが、繰り返しておく。残念ながら、我々はもっと前に突破を決めなければならなかったんだ」

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