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モウリーニョ:「無冠に終わることは受け入れられない」

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短期的な結果を求めるチェルシー指揮官

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、タイトルを獲得することが自身とクラブの目標であるとして、無冠に終わることは「受け入れられない」と述べている。

 これまで率いたポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリーで毎シーズン何らかのタイトルを獲得してきたモウリーニョ監督。チェルシーに復帰した今季もトロフィーを掲げることはできるのだろうか。14日に行われるプレミアリーグ第16節のクリスタル・パレス戦を前に、同監督は次のように語った。

「レアル・マドリーでの昨シーズンは私にとって最悪のものだった。スペイン・スーパーカップを獲得しただけだ。大きなものではないが、少なくとも何かしらのタイトルではあった」

「今シーズン何も獲得できないというのは、私個人としてもクラブとしても受け入れられるだろうか? 受け入れられることではないが、そうなる可能性はある。我々はチャンピオンズリーグでも国内でも、非常に手強いチームと戦っているからだ」

 チェルシーでは短期間で結果を出すことが求められ、タイトルを逃した監督は常に解任されてきた。モウリーニョ監督自身も、短期間で結果を求めることに同意している。

「私とクラブの方針は同じだし、選手たちもそうであってほしいと望んでいる。4年や5年や6年の時間が欲しいと言うのは簡単だが、それは私のやり方でもないし、チェルシーのやり方でもない。チームを構築していくことも望んではいるが、結果も追い求めたい」

 来季も継続してチェルシーを率いることができれば、さらにチーム力を強化することは可能だと考えているようだ。

「何も前に進めないとすれば受け入れられないことだ。2シーズン目はベストのシーズンになることが多い。2 年目のチームは1年目より良くなるべきだ。今の我々は変化の時期にいる」

「楽な仕事を選ぶ監督たちもいるが、私は難しい仕事を選んで、それを楽しんでいる。少し悪い結果になったからといって後戻りすることはできない。敗れたとしても同じ方向へ進み続けるべきだ。どこへ進みたいのかは分かっているのだから」

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