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CLでバイエルン撃破のシティ、今度はアーセナルを6得点で撃破

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[12.14 プレミアリーグ第16節 マンチェスター・シティ6-3アーセナル]

 プレミアリーグは14日、第16節を行い、FW宮市亮の所属するアーセナルは敵地でマンチェスター・シティと対戦した。試合は激しい打ち合いとなったが、アーセナルは3-6で敗れて、リーグ戦は5試合ぶりの黒星となった。一方、欧州CLでバイエルンの連勝を止めたばかりのシティは、圧倒的な攻撃力を見せつけて連続無敗試合数を5に伸ばした。なお、宮市はベンチ外だった。

 今季のリーグ戦、ホームゲーム7戦全勝のシティは、前半14分にCKをDFマルティン・デミチェリスがフリックしたボールに、FWセルヒオ・アグエロが豪快なボレーで合わせて先制点を挙げる。アーセナルも同31分にはMFヤヤ・トゥレのパスをMFアーロン・ラムジーがカット。そこからショートカウンターに移り、MFメスト・エジルからのパスを受けたFWセオ・ウォルコットがダイレクトでシュートを決め、同点に追い付いた。

 それでもシティは、前半39分にヤヤ・トゥレからのパスを受けたDFパブロ・サバレタの折り返しをFWアルバロ・ネグレドが決めて再びリードする。このプレーの際にアーセナルはDFローラン・コシェールニーが負傷し、交代を余儀なくされてしまう。そんな相手を尻目に、後半5分にも高い位置でボールを奪ったシティは、MFフェルナンジーニョがミドルシュートを決めて、リードを2点に広げた。

 首位のアーセナルも、簡単には引き下がらない。後半18分にラムジーからパスを受けたウォルコットがPA内左サイドから、FWティエリ・アンリを彷彿させるシュートで1点差に詰め寄る。

 だが、シティはすぐにアーセナルの反撃ムードを消す。後半21分にアグエロのケガに伴い途中出場していたMFヘスス・ナバスからの折り返しをMFダビド・シルバが決める。さらに同43分にも速攻からフェルナンジーニョが落ち着いたチップキックでゴールネットを揺らし、大量5得点を挙げて勝利を決定づけた。

 後半ロスタイムにCKから、DFペル・メルテザッカーに1点を返されたシティだったが、その直後にもPKをヤヤ・トゥレが得て3点差をキープ。このまま、マンチェスター・シティが6-3で点の取り合いを制し、首位に立つアーセナルとの勝ち点差を3に詰めている。

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