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[MOM288]大阪体育大GK村上昌謙(3年)_専修大を沈めたビッグセーブ

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[12.22 大学選手権準決勝 大阪体育大3-2専修大 味フィ西]

「苦しくなるぞ」。後半37分、大阪体育大はMF北出雄星(2年=三菱養和SCユース)にゴールを許し1点差に迫られた。「パッと時計見たら(アディショナルタイムも含め)15分くらいあったので、正直、持つかなというのは感じました」。GK村上昌謙(3年=草津東高)が感じたとおり、大阪体育大にとっては残り時間、祈るような展開が続いた。

 だがビッグプレーがチームを救った。後半43分、右サイドをDF北爪健吾(3年=前橋育英高)に深い位置まで切り込まれると、マイナスのクロスを許す。ボールウォッチャーとなたDF陣はマークを外してしまい、逆サイドでフリーとなっていたDF後藤京介(3年=三菱養和SCユース)が猛然と走り込む。しかし果敢に飛び出した村上ががっちりセーブ。「アウェーだった」と苦笑いを浮かべた村上が、専修大の応援団が陣取る目の前で歓声を沈黙へと変えた。

 強力2トップに注目が集まる大阪体育大だが、今季のチームは守備に大きな自信を持っている。実際、関西学生サッカーリーグでは21失点で堂々のリーグ1位を記録。24年ぶりのリーグ制覇の原動力となった。今季から守護神となった村上も何度も「頼もしい守備陣」という表現を使い、チームの成熟度を誇る。今大会初の複数失点は喫したが、関東リーグを圧倒した専修大の猛攻をしのぎ切った。

 25日、大阪体育大は改修前最後の国立競技場で決勝戦を行う。「楽しみ。高校時代もそこを目指してやっていた。憧れです。現状の国立競技場最後の大会ということでも運がいいですね」。頂点まであと1勝。「頼もしい守備陣」とともに村上は最高の舞台を楽しんでみせる。

(取材・文 児玉幸洋)

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