セリエAは12日、第19節を各地で行った。前節ローマとの天王山を制し、首位の座をより盤石なものとしたユベントスは敵地でカリアリと対戦。前半21分に先制を許したが、同31分にFWフェルナンド・ジョレンテのヘディングシュートで同点に追いつくと、後半28分には途中出場のMFクラウディオ・マルキージオがミドルシュートを決めて逆転に成功。3分後にはジョレンテがこの日2点目を突き刺すと、同35分にはDFシュテファン・リヒトシュタイナーがダメ押し点を奪い完勝した。4-1で勝利したユベントスはクラブ記録となる11連勝を達成している。

　新加入のMFラジャ・ナインゴランをいきなり先発で起用した2位のローマはホームでジェノアと対戦。前半25分にMFアレッサンドロ・フロレンツィがオーバヘッド弾で先制すると、同30分にはエースFWフランチェスコ・トッティがゴールし、着実にリードを広げる。同43分にはDFマイコンがゴール。後半7分にはトッティのCKをDFメフディ・ベナティアが頭で合わせて追加点を奪った。天王山を落として迎えた仕切り直しの一戦を4-0で完勝したローマ。ユベントスとの勝ち点差は8だが、これ以上離されるわけにはいかない。

　その他の試合は、首位と勝ち点10差の3位ナポリは敵地でベローナに3-0で快勝。4位のフィオレンティーナは敵地でトリノと0-0で引き分け。アタランタはホームでカターニアに2-1で勝利。日本代表MF本田圭佑が途中出場でデビューを飾ったミランは敵地でサッスオーロに3-4で敗れている。

　セリエAは13日にも行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルがホームでキエーボと、サンプドリアがホームでウディネーゼと対戦する。

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