beacon

浦和2014シーズン新加入選手のコメント

このエントリーをはてなブックマークに追加

 浦和レッズは14日、2014シーズンの新加入選手記者会見を埼玉スタジアム2002で行った。会見には新加入のGK西川周作、MF青木拓矢、MF関根貴大、そして新潟からの復帰が決まったDF濱田水輝の4選手が参加した。

 以下、会見での4選手のコメント

●GK西川周作(←広島)
「みなさん、こんにちは。サンフレッチェ広島より移籍してきました西川周作です。このチームで成功できるように、しっかり頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします」
―移籍の決め手とは?
「僕は広島で2連覇をして、今年はACLもありましたし、3連覇という目標を掲げるという選択肢もありました。でも、僕がこの先成長していくという段階で、居心地が良かった広島を離れて、また新しい環境で、この素晴らしいチームに身を置くことで、また何かもうひとつ成長できると思って移籍したというのが、一つ理由でもありました。あとはペトロヴィッチ監督の話を聞いて、すごい熱意も伝わってきましたし、自分がこの素晴らしいクラブでどれだけできるかを僕自身も感じたかったこともありました。浦和は昨年、得点数も多かったのですが、失点数も多かった。その失点数をどれだけ自分が入って少なくできるかというところに、チャレンジしたいと思って移籍しました」
―ペトロヴィッチ監督のサッカーの印象は?
「攻撃の面ですごくアイディアのある監督ですし、後ろから組み立てていくサッカーで。GKというポジションは守るのが仕事ですが、その中で個人的にも攻撃参加はすごく好きで、ペトロヴィッチ監督のサッカーは面白いなと思っています。また、今年から一緒にできることを嬉しく思っています」
―一般論で言えば、代表を考えるとリスクもある移籍なのでは?
「僕の考えで、移籍を決めましたが、一般論も僕の耳には入ってきていました。移籍はリスクがあります。逆に僕は、そういう状況で移籍して、どれだけ自分ができるかにトライしたかったですし、たくさんのサポーターがこのチームを支えているにあたって、僕もあの声援を受けたいと思いました。(浦和に)入団したことで満足するのではなく、認められないと、このチームでは応援してもらえないと思うので。浦和レッズという素晴らしいチームで、素晴らしいサポーターの中で、ミシャが掲げる攻撃的サッカーというのを、思う存分に楽しみたいなと思っています」
―浦和サポーターの印象は?
「アウェーチームとして、このスタジアムに来たときは、正直、圧倒されるというか。迫力がどこのチームよりもすごいですし、真っ赤に染まったスタジアムで、いつも対戦していて、昨年は浦和レッズには勝てなかったので。そういった意味でも、チームだけじゃなくて、サポーターの方々が本当に応援しているなと感じます。その中で選手も伸び伸びできると思うので。その後押しっていうのは対戦相手としてですが、感じていました」
―ファン・サポーターに認められるためには、どのようなプレー、結果が必要?
「やっぱりまずはタイトルという目標を掲げて今シーズンやろうとは思っていますが、タイトルを目指すにあたって、失点のところで最少失点。GKとして、守備陣としての目標を掲げて。最少失点ができれば、必ずチームは一番上に行くと思うので、失点数を減らして、得点数も昨年以上になるように、チームに貢献していきたいなと思います」

●MF青木拓矢(←大宮)
「みなさん、こんにちは。大宮アルディージャから移籍してきました青木拓矢です。タイトルを取れるように、チームの力に早くなれるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」
―移籍の決め手とは?
「僕はビッグクラブでチャレンジしたいという気持ちが強まったことが、浦和レッズに来た理由です。やっぱり勝たないといけないチームだと思うので、勝ちにこだわるプレーをしていきたいなと思います」
―ペトロヴィッチ監督のサッカーの印象は?
「僕も攻撃的なサッカーと思っていて、対戦して感じたところも多いので。そこで僕もそのサッカーをやりたいなと思って、ここに入ることを決めました。攻撃的な部分も、僕の力を発揮できればいいなと思っています」
―大宮からの移籍だが、葛藤はあった?
「はい。そこは非常に僕も悩んで決めた決断です。このチームに、僕も相当な覚悟を持って来ているので。頑張りたいなと思います」
―浦和サポーターの印象は?
「僕はさいたまダービーで対戦して、すごいブーイングを受けて、正直、その大ブーイングが僕は好きで、それをファン・サポーターに今度は認められて、それを僕は力にできれば。力にしたいと思ったので、(移籍を)決めました。すごい、ここでプレーしたいなと思いました」
―ファン・サポーターに認められるためには、どのようなプレー、結果が必要?
「個人的には、試合に出て、そこで勝ち続けることが大事かなと思います」

●MF関根貴大(←浦和ユース)
「浦和レッズユースから昇格した関根貴大です。小さいころからの夢であったプロサッカー選手になれて、とてもうれしく思います。今の自分があるのは、家族や監督、コーチ、仲間のおかげなので、1日でも早く埼スタのピッチに立って活躍できるように頑張るので、応援よろしくお願いいたします」
―ペトロヴィッチ監督のサッカーの印象は?
「ユースのときからトップの試合を見させてもらって、ミシャ監督のサッカーは走らないとダメというのを一番感じています。戦うところもそうですが、そういったところをもっとミシャ監督のサッカーを一日でも早く理解して、自分の成長につなげられたらいいと思います。自分は攻撃的な選手で、スピードからの突破が持ち味なので、そういうところをアピールしていきたいと思います」
―ファン・サポーターに認められるためには、どのようなプレー、結果が必要?
「1試合でも多くメンバーに入り、そしてチームのためにプレーして、勝利に導きたいと思います」

●DF濱田水輝(←新潟)
「こんにちは。新潟から帰ってきました濱田水輝です。また浦和レッズでプレーできることを、幸せに感じます。成長した姿をみなさんにお見せできるように、またチームがタイトルを獲得できるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」
―ペトロヴィッチ監督のサッカーの印象は?
「ミシャ監督のサッカーは、常にボールを保持しながら、主導権を握りながら攻めていくという印象です。その中でDFの選手も攻撃参加する場面が多いですし、そこに個人的に魅力を感じますし、力になれると思っているので、頑張りたいと思います」
―ファン・サポーターに認められるためには、どのようなプレー、結果が必要?
「サポーターさんに認めてもらうためには、やっぱり良いプレー、良い結果を出すことが必要だと思います。それ以上に熱いサポーターさんたちなので、全力で戦うっていうこと。気持ちを前面に出して戦うことが大事かなと思います。それを意識して頑張ってやっていきたいと思います」

(取材・文 河合拓)

▼関連リンク
2014年Jリーグ移籍情報ページ

TOP