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ミラン監督就任のセードルフ「新たな夢を追う」

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[1.15 コッパ・イタリア5回戦 ミラン3-1スペツィア]

 日本代表MF本田圭佑が所属するミランの次期監督である元ボタフォゴMFクラレンス・セードルフが15日に行われたスペツィア戦を観戦した。

 本拠地・サンシーロで行われた試合後半、スタジアムに現れると、VIP席でガッリアーニCEOの隣りに座り、試合を見届けた。現地報道によれば、この後に予定されていたガッリアーニCEOとの夕食会は疲労のためにキャンセル。家族と共に滞在先のホテルで休養したという。現地時間のあす15時から、セードルフ監督の初練習が行われる予定だ。

 イタリアへ出発する前の14日にはブラジルで会見が行われ、現役引退を表明し、ミランでの監督就任を明かしたセードルフ。会見では「昨日の練習中にガッリアーニから電話があった。とても驚きだったよ。決断するのが難しい夜だった。ベルルスコーニに『ノー』とは言えなかった」とコメント。

「今、私は新しいキャリアを始めようとしている。私自身に多くを与えてくれたクラブと、多くを与えてくれた国で新たな夢を追うんだ。この機会をとても幸せに思っている。名誉に感じるし、モチベーションに溢れているし、とっても嬉しい。監督をしたいと思う人にとって、ビッグクラブを率いるのは夢なんだ。ボタフォゴとミランでクラブW杯決勝を戦うことができたら素晴らしい。それも一つの夢だ」と話した。

 また、ミランではかつてともにプレーしたチームメイトを指導することになる。これについては「それは助けになるはず。私は常に自分のいる場所で一所懸命やる。契約にサインすれば常に全力を尽くすし、ミランは常に私の心の中にある。私が最も長く過ごしたのがミラン。10年もプレーしたんだ。このクラブとの関係に特別な何かがあるのは普通のこと」と語った。


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