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ブッフォンを育てた名GKコーチがF東京のテクニカルアドバイザーに就任

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 今季からFC東京を率いるマッシモ・フィッカデンティ監督は10-11シーズンにセリエAのチェゼーナを率い、日本代表DF長友佑都も指導した。03年から指揮してきた全6チームで常にコーチを務めてきたブルーノ・コンカコーチを伴っての来日で、世界的なGKコーチであるエルメス・フルゴーニ氏もGKテクニカルアドバイザーに就任した。

 かつてパルマの育成部門でGKコーチを務め、現在のイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンを育てたことで知られるフルゴーニ氏。日本代表GK川島永嗣も大宮時代にイタリア留学をした際、フルゴーニ氏の指導を受け、その後も親交を続けている。GK権田修一もオフにイタリアへ短期留学した際、フルゴーニ氏の指導を受けた経験がある。

 GKテクニカルアドバイザーという肩書きで、立石敬之強化部長は「1年中いるわけではなく、限られた時間での契約」と説明したが、フィッカデンティ監督は「大きな貢献をしてくれると思う」と期待。桃山学院大から新加入のGK圍謙太朗も「ラッキーとしか言いようがない。(F東京入団が)決まったあとに言われて、恵まれているなと思った。限られた日数だけど、少しでも学んで、自分の成長につなげていきたい」と興奮を隠せなかった。

(取材・文 西山紘平)

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