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マタ移籍による「敗者」は香川…英BBCが報じる

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 マンチェスター・ユナイテッドがクラブ史上最高額の3710万ポンド(約62億5000万円)でチェルシーからスペイン代表MFフアン・マタを獲得したことを受け、英BBCは『マタ移籍による勝者と敗者』と題した記事を掲載している。

『勝者』にはマタ自身のほか、ユナイテッドがチームとして創造性を増すこと、意中の新戦力を獲得できたデイビッド・モイーズ監督、さらには巨額の移籍金を手にしたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督らの名前を挙げている。

 一方、『敗者』に挙げられたのはユナイテッドのライバルチーム。そして、MF香川真司だった。同紙は「ファーガソンが前線と中盤をつなぐ選手として香川を獲得したが、この日本代表選手はモイーズの信頼を勝ち得ていない。この移籍はモイーズが自ら『10番』を選び、チームに加えたことを意味する」と論評。「マタの加入は香川をベンチに追いやるか、もっと悪い形となるかもしれない」と分析している。

 同じく『敗者』として、ユナイテッド伝統のピッチをワイドに使った攻撃が失われる可能性があることを懸念。基本布陣として1トップにFWロビン・ファン・ペルシー、トップ下にFWウェイン・ルーニー、右にマタ、左にMFアドナン・ヤヌザイを予想しているが、左利きのマタが右サイドに入ることで中央に絞った攻撃が中心になるのではないかと指摘している。


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