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加入後初フル出場の本田が逆転弾をアシスト!!ミランを劇的逆転勝利に導く

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[1.26 セリエA第21節 カリアリ1-2ミラン]

 セリエAは26日、第21節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でカリアリと対戦し、2-1で勝利した。本田は加入後初のフル出場を果たすと、後半44分に逆転弾をアシスト。本田自身は決定機を決めることは出来なかったが、アシストで勝利に貢献した。

 22日のコッパ・イタリアではベンチスタートだった本田も公式戦2試合ぶりに先発に復帰。クラレンス・セードルフ監督の初陣となった前節のベローナ戦では本田は4-2-3-1のトップ下でプレーしたが、この日は右MFで先発。FWマリオ・バロテッリを頂点に2列目は右から本田、カカロビーニョと並んだ。

 監督交代を行ったミランだが、なかなか流れを変えられずにいる。初陣となったベローナ戦は終了間際にバロテッリがPKを決めて勝利したが、22日のコッパ・イタリア準々決勝ではウディネーゼに逆転負けを喫するなど、復調のきっかけがつかめない。

 この試合でも17分にバロテッリのパスで裏に抜け出した本田がGKと1対1の場面を作るが、シュートはGKに阻まれゴールを割れない。逆に前半28分、中途半端となったGKマルコ・アメリアのパスをカットされると、最後はFWマルコ・サウにあっさり決められる。ワンチャンスを生かされ先制点を許してしまった。

 前半39分には右サイドからDFマッティア・デ・シリオがアーリークロスを入れると、本田がヘディングで合わせる。しかしこれは惜しくもGKの好セーブに阻まれ、同点ゴールとはならなかった。

 後半に入っても同じような展開が続く。14分にはカウンターから持ち上がった本田が左サイドのロビーニョにパス。リターンパスをダイレクト左足で狙うが枠を捕えることが出来ない。同20分にはエリア内右を強引に突破した本田が右足で狙うが、ゴールとはならなかった。

 しかしミランは後半42分、ゴール前左で獲得したFKをバロテッリが直接蹴り込むと、見事にゴールネットを揺らす。そして迎えた44分、右サイドからCKを獲得すると、本田のクロスをFWジャンパオロ・パッツィーニが右足で合わせて逆転。ミランが劇的な逆転勝利、セードルフ体制リーグ戦2連勝を飾った。


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