インテルの元ルーマニア代表DFクリスティアン・キブが現役引退を決意したようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は今季終了までとなっていた契約を解消するとし、代理人も「もうプレーを続けることが出来ないようだ」と認めたと伝えている。

　キブは1980年10月26日生まれ、ルーマニア出身の33歳。母国でプロデビュー後、2000年にアヤックスに移籍。ローマを経て、07年からインテルに加入した。黄金期を支えた1人だが、大きな故障にも悩まされ、10年1月には試合中の接触プレーで頭蓋骨を骨折。復帰後のヘッドギアを付けてのプレーは彼の代名詞にもなった。しかし近年はコンディションが整わず、試合出場は13年5月6日のナポリ戦以来遠ざかっていた。

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