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4位浮上のシャルケ、移籍後初ゴールのサンタナ「口に当たったらなぜか入った」

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[2.1 ブンデスリーガ第19節 シャルケ2-1ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは1日、第19節2日目を行い、DF内田篤人の所属する5位シャルケはホームで6位ボルフスブルクと対戦し、2-1で競り勝った。内田は累積警告のため出場停止だったが、チームは後半戦2連勝を飾り、ボルシアMGを抜いて4位に浮上した。

 前半9分に先制点を奪い、後半5分には相手が退場者を出した。1点リードのうえ数的優位。ところが後半20分に追いつかれ、同36分、MFケビン・プリンス・ボアテングの勝ち越しゴールで何とか競り勝った。苦しみながらも勝ち点3をもぎ取った試合後の選手のコメントをクラブの公式HPが伝えている。

 ボアテングは「10人を相手に戦うことはいつも大変なんだ。相手はよりたくさん走ろうとするし、数的優位というのは気持ちの問題でしかない」と指摘。「流れが悪かった状況から立て直して勝利につなげたチームを賞賛しないといけない」と、胸をなで下ろした。

 前半9分の先制点はラッキーな形だった。MFジェファーソン・ファルファンの右CKにファーサイドのボアテングが頭で合わせると、これが目の前にいたDFフェリペ・サンタナの顔面に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らす。今季、ドルトムントから加入したサンタナにとって、これが移籍後初ゴールだった。

 ボアテングが「1点目の状況ははっきり見えなかったんだ。ボールに触れたあと、ゴールに入ったのを見て、自分のゴールだと思った」と言えば、サンタナも「確かに少し変な感じだったけど、ゴールはゴールだ。口にボールが当たったと思ったら、なぜかゴールに入ってくれたよ」と苦笑いだった。

「シャルケでの初ゴールを挙げることができて、本当にうれしい」と語るサンタナにボアテングは「2点目のゴールを決めることができたから、最初のは喜んでフェリペ(サンタナ)にあげるよ」と笑った。


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