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[CL]ミラン押し気味に進めるも…試合巧者A・マドリーが第1戦制す 本田は規定により欠場

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[2.19 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 ミラン0-1A・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミラン(イタリア)はホームでアトレティコ・マドリー(スペイン)と対戦し、0-1で敗れた。なお、本田は今季はグループステージを前所属のCSKAモスクワで戦ったため、出場することが出来ない。

 本田を欠くミランは、1トップにFWマリオ・バロテッリ、2列目は右からMFアデル・ターラブト、MFカカ、MFアンドレア・ポーリを並べる攻撃陣でホームでの第1戦に臨んだ。

 前半15分にカカがクロスバー直撃の惜しいシュートを放つなど、押し気味に進めていたミランだが、前半26分にアクシデント発生。直前の接触プレーで痛めたDFマティア・デ・シリオが交代を余儀なくされ、代わってDFイグナツィオ・アバーテが投入された。

 その後も押し気味に試合を進めたのはミランだった。しかし前半43分のバロテッリのシュートはわずかに右。後半に入っても20分にバロテッリが強烈なFKでゴールを狙うが、A・マドリーも体を張った守備を見せ、ゴールを割らせない。

 そして先制は後半38分、チャンスをきっちりものにしたA・マドリーに生まれた。A・マドリーは右サイドからのCKを獲得すると、MFガビのキックはニアでアバーテがクリアするが、ファーサイドに流れたところをFWジエゴ・コスタが頭で押し込む。試合巧者ぶりを見せたA・マドリーが敵地で貴重な勝利を挙げ、ホームに帰還することになった。

 第2戦は3月11日に行われる。


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